ノートパソコン にも“急速充電”ってあるの?|USB-C PDとメーカー技術のやさしい解説

こんにちは、阿久梨絵です!
スマホみたいに、ノートPCも急速充電できたら便利なのに
USB-Cで充電できるって聞いたけど、速さはどうなの?
そんな疑問に答えるため、この記事では ノートパソコン における“急速充電”の仕組みと実態をやさしく解説します。

急速充電とは?|スマホとの違いを整理

スマホの急速充電は、30分で50%以上充電できるような高出力+最適制御の技術。
ノートPCでも似たような仕組みはありますが、バッテリー容量が大きいため“速さの感覚”は異なります

ノートPCの「急速充電」は、1時間で50〜80%充電できる設計が多いです。

ノートPCの急速充電に使われる主な技術

1. USB-C PD(Power Delivery)

最大240Wまで対応する共通規格の急速充電方式
多くのWindowsノートPC・MacBookが対応
充電器とケーブルの性能が重要

例:65W PD充電器なら、軽量ノートPCを約1時間で80%充電可能

2. メーカー独自の急速充電技術

メーカー技術名特徴
LenovoRapid Charge約1時間で80%充電(一部モデル)
HPFast Charge約45分で50%充電(Spectreなど)
DellExpressCharge約60分で80%充電(XPSなど)
AppleFast Charging(MacBook)USB-C PD対応で最大96W給電

これらは「専用充電器+対応モデル」でのみ急速充電が有効になります

3. 高出力GaN充電器の活用

GaN(窒化ガリウム)技術により、小型でも高出力な充電器が登場
・65W〜140Wの出力で、複数デバイス同時充電も可能

Anker・UGREEN・Belkinなどが製品展開中

急速充電の注意点

高出力充電器でも、PC本体が対応していないと急速充電にならない
バッテリーの劣化を防ぐため、満充電後は自動で出力を下げる設計が多い
USB-Cポートが複数ある場合、充電対応ポートを確認する必要あり

まとめ

ノートパソコン にも、スマホのような急速充電の仕組みはあります。
ただし、対応モデル・充電器・ケーブルの組み合わせが重要です。
USB-C PDという共通規格が普及したことで、“どこでも充電できる安心感”も広がっています。

弊社では、こうした“見えにくいけど大事な仕組み”を、実体験ベースでやさしく発信しています。
阿久梨絵でした!

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