こんにちは、阿久梨絵です!
「 OneDrive でフォルダを共有したはずなのに、相手から“見えない”と言われた…」
「“同期を開始”ボタンを押してないと、共有フォルダが表示されないってどういうこと?」
そんな“すれ違い”、実はOneDriveの“同期”と“共有”の仕組みの違いが原因です。
まず整理したい:共有と同期は別の動き
| 用語 | 意味 | 影響すること |
|---|---|---|
| 共有 | 相手にURLやアクセス権を渡すこと | Web上で閲覧・編集が可能になる |
| 同期 | 自分のPCにフォルダを“実体として”取り込むこと | エクスプローラーで表示・操作できるようになる |
つまり、共有されたフォルダは「Web上では存在している」が、「同期していないとPC上では見えない」という状態になります。
「同期を開始していないと見えない」の正体
OneDriveでは、共有されたフォルダは自動ではPCに表示されません。
相手が「OneDriveを開始」ボタンを押すことで、そのフォルダが自分のPCのOneDrive領域に“実体化”されるのです。

| 状態 | 相手のPCでの見え方 |
|---|---|
| 同期していない | Webブラウザでしか見えない/エクスプローラーには表示されない |
| 同期した | エクスプローラーに表示され、ローカルファイルのように扱える |
なぜこの設計なのか?
・すべての共有フォルダを自動同期すると、容量が圧迫される可能性がある
・ユーザーが“必要なものだけ”を同期できるようにするための設計
・セキュリティ上、明示的な操作で同期することで、誤操作や誤共有を防ぐ
つまり、「見えない」のは不具合ではなく、“見せるかどうか”を選べる安心設計なのです。
対処法:相手に伝えたい一言
「OneDriveのWeb画面で“OneDriveを開始”ボタンを押すと、フォルダがPCに表示されるよ!」
この一言で、共有フォルダが“見える化”され、操作もスムーズになります。
まとめ
・共有=Web上でのアクセス権
・同期=PC上での実体化
・「OneDriveを開始」しないと、エクスプローラーには表示されない
「なんでこうなるの?」をやさしくほどくことで、
あなたのファイル共有が、ちょっと安心に変わりますように。
阿久梨絵でした!
