こんにちは、阿久梨絵です!
「電気自動車みたいに、 パソコン もどこでも充電できたらいいのに」
「USB-Cで充電できるって聞いたけど、スタンド的なものってあるの?」
そんな疑問に答えるため、この記事ではEVの充電スタンドのように“パソコンをどこでも充電できる”環境があるのか?をやさしく解説します。
EVの充電スタンドと何が違うの?
EV(電気自動車)の充電スタンドは、共通規格(CHAdeMO・Type2など)でどこでも充電できるのが特徴。
パソコンの場合、まだ「街中で誰でも使える共通スタンド」は一般化していません。
でも、USB-C PD(Power Delivery)という規格が、パソコン充電の“共通言語”になりつつあります。
パソコン向け“充電スタンド的”な選択肢
1. USB-C PD対応の充電ステーション(マルチポート)
・複数のUSB-Cポートを備えた高出力充電器(例:65W〜140W)
・ノートPC・スマホ・タブレットを同時に充電可能
・GaN(窒化ガリウム)技術で小型・高効率
・Anker・UGREEN・Belkinなどが製品展開中
・USB-C PD対応なら、MacBook・Surface・Chromebookなど幅広く対応
2. ドッキングステーション(充電+接続)
・USB-Cケーブル1本で、充電・映像出力・周辺機器接続をまとめて管理
・作業環境の整理にも便利で、“充電スタンド”としての役割も果たす
・Thunderbolt対応モデルなら、最大100W給電+高速通信も可能
3. 公共スペースの「電源付きデスク」や「USB-Cポート」
・カフェ・空港・コワーキングスペースなどに設置されている
・一部はUSB-C PD対応ポートが備えられており、ノートPC充電が可能
・EVスタンドのような「どこでも充電」は、USB-C PDがその役割を担い始めています
4. 企業・学校向けの「充電保管庫」
・ノートPCやタブレットをまとめて充電・保管できるラック型製品
・教育現場やオフィスで導入されており、“スタンド”というより“充電ロッカー”に近い
サンワサプライ・エレコムなどが法人向けに展開
比較表|EVスタンド vs パソコン充電環境
| 項目 | EV充電スタンド | パソコン充電環境 |
|---|---|---|
| 共通規格 | あり(CHAdeMOなど) | USB-C PDが主流になりつつある |
| 公共設置 | 多い(高速道路・商業施設) | 一部(カフェ・空港など) |
| 自宅設置 | 専用工事が必要 | コンセント+充電器でOK |
| 同時充電 | 1台ずつ | 複数台可能(マルチポート) |
| 拡張性 | 車種依存 | PC・スマホ・タブレットに対応 |
まとめ
EVのような“目立つスタンド”はまだ少ないですが、
パソコン の充電環境は、USB-C PDという共通規格によって、すでに“どこでも充電できる時代”に入りつつあります。
弊社では、こうした“日常のちょっとした不便”に対する安心できる選択肢を、実体験ベースでやさしく発信しています。
阿久梨絵でした!
