こんにちは、阿久梨絵です!
「APIって、エンジニアだけの世界でしょ?」
そんな先入観を、 Excel がそっと覆してくれます。
実はExcelには、JSON形式のデータを直接読み込める機能があるんです。
それが Power Query。
Webサービスのデータを、まるでCSVのように扱える——そんな機能があります。
JSONってなに?ざっくり安心解説
JSON(ジェイソン)は、Webサービスやアプリがデータをやり取りするための形式。
たとえば、こんな感じ
{
“name”: “商品A”,
“price”: 1200,
“stock”: 35
}
このようなデータを、Excelで表として扱えるようにするのがPower Queryの役割です。
Power QueryでJSONを読み込むステップ
1. 「データ」 → 「データの取得」 → 「Webから」 を選択
2. JSONデータのURLを入力(例:APIのエンドポイント)
3. Power Queryエディターが開くので、必要なフィールドを選択
4. 「読み込み」をクリックすると、Excelに表として展開!
これだけで、Webサービスの最新データをExcelに取り込めるんです。
どんな場面で使える?
・商品在庫や価格の自動更新(ECサイト連携)
・社員情報や勤怠データの取り込み(社内API)
・天気・交通・為替などの外部データをダッシュボード化
つまり、「Excelで手入力してた情報」が、リアルタイムで更新される世界が実現します。
表計算の枠を超えてる…
Excelは「表計算ソフト」というイメージが強いですが、Power Queryを使えば、“データのハブ”としての役割も果たせるようになります。
しかも、JSONという“エンジニアっぽい”形式を、ノーコードで扱える。
これは、IT系の人でも「Excelって、こんなこともできるんだ」と再発見するポイントです。
安心感のある業務設計につながる
手入力やコピペに頼らず、データの正確性と更新性を保てる。
それは、業務の効率化だけでなく、心理的な安心感にもつながります。
「この表、ちゃんと最新?」
そんな不安が消えるだけで、チームの信頼感も変わってきます。
まとめ
Power Query × JSONは、ただの便利機能ではありません。
「つながることで安心できる」、そんな業務設計の第一歩です。
もしあなたの Excel が、まだ手入力中心なら——
今日から、ちょっとだけ“API連携”を試してみませんか?
阿久梨絵でした!
