こんにちは、阿久梨絵です!
スマホや固定電話に突然かかってくる「見慣れない 電話番号 」。
「この番号、どこから?」「怪しい?」「出ていいの?」と不安になること、ありますよね。
日本の電話番号は、頭3桁で用途や発信元の種類がある程度わかるようになっています。この記事では、010〜090で始まる番号の意味・着信の可能性・今後の拡張の見通しをわかりやすく解説します。
010〜090の電話番号一覧と用途
| 番号帯 | 主な用途 | 着信の可能性 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 010 | 国際電話のプレフィックス | ×(発信専用) | 海外へ電話をかけるときに使う接頭番号 |
| 020 | IoT機器・データ通信専用 | △(稀にあり) | PHS終了後は主に法人向けSIMや通信モジュールで使用 |
| 030〜039 | 未使用(将来の拡張候補) | × | 総務省が将来的な番号帯として確保中 |
| 050 | IP電話(インターネット電話) | ○ | 企業のコールセンターや個人のIP電話で着信あり |
| 060 | M2M通信(機器間通信) | × | IoT機器同士の通信専用。一般着信はほぼなし |
| 070 | 携帯電話(旧PHS含む) | ◎ | スマホ・ガラケー・一部法人端末で使用中 |
| 080 | 携帯電話 | ◎ | スマホ・個人携帯で広く使用中 |
| 090 | 携帯電話 | ◎ | 最も古くから使われている携帯番号帯 |
着信がある番号帯はどれ?
・着信あり(一般的):050 / 070 / 080 / 090
・着信あり(稀):020(IoT機器や法人SIM)
・着信なし(発信専用・未使用):010 / 030〜039 / 060
特に「050」は企業のカスタマーサポートや通販サイトなどでよく使われるため、IP電話=怪しいとは限りません。
今後、電話番号はどう増える?
日本では携帯電話の契約数が増え続けており、番号枯渇問題が懸念されています。
そのため、総務省は以下のような対策を検討・実施しています。
・030〜039の新番号帯の確保:将来的に携帯電話や新通信サービス向けに開放される可能性あり
・050の再活用:IP電話の普及で、050番号の用途が広がっている
・M2M・IoT向け番号の整理:060や020を機器専用に分離し、一般番号との混同を防ぐ
まとめ
「知らない番号=怪しい」と思いがちですが、番号帯の意味を知っていれば、冷静に判断できます。
・090や080、070なら、携帯電話
・050なら、企業のIP電話
・020や060なら、機器通信の可能性あり
・010なら、国際発信のプレフィックス(着信では使われない)
今後、 電話番号 が増えても、用途ごとに整理されているので安心。
知らない番号でも、意味を知れば「出る・出ない」の判断がしやすくなります。
阿久梨絵でした!
