【 Xcode トラブル対処術】シミュレータが起動しないとき、焦らず試したい5つのステップ

こんにちは、阿久梨絵です!
Xcode のシミュレータが立ち上がらない…
真っ白な画面のまま動かない…
そんなとき、焦りや不安がじわじわ広がってしまいますよね。

でも大丈夫。MacとXcodeは、少しずつ整えてあげることで、また元気に動き出してくれます。
今回は、Xcodeのシミュレータがうまく起動しないときに試したい、安心の5ステップをご紹介します。

ステップ①:Macを再起動してみる

まずは基本の「再起動」
Xcodeやシミュレータは、メモリやプロセスの影響で不安定になることがあります。
Macを一度シャットダウン 数分待ってから再起動するだけで、改善することも。

ステップ②:DerivedDataを削除する

Xcodeのキャッシュが原因で、シミュレータがうまく動かないことがあります。

削除手順

1. Finderで ~/Library/Developer/Xcode/DerivedData にアクセス

2. フォルダ内のファイルをすべて削除(Xcodeが再生成します)

これだけで、プロジェクトのビルドがすっきり整い、シミュレータが起動することも。

ステップ③:シミュレータをリセットする

シミュレータ自体が不調な場合は、リセットが有効です。

手順

1. シミュレータを起動(できる場合)

2. メニューから「Device」→「Erase All Content and Settings

これで仮想デバイスが初期化され、動作が安定することがあります。

ステップ④:XcodeとmacOSのバージョンを確認する

XcodeとmacOSの互換性が原因で、シミュレータが起動しないこともあります。

App StoreでXcodeのアップデートを確認
「このMacについて」からmacOSのバージョンを確認

バージョンが合っていない場合は、アップデートまたはXcodeの再インストールを検討しましょう。

ステップ⑤:Xcodeのクリーン再インストール

どうしても改善しない場合は、Xcodeを一度アンインストール再インストールすることで、環境が整うことがあります。

アンインストール方法

1. Finderで「アプリケーション」→ Xcodeをゴミ箱へ

2. ~/Library/Developer フォルダも削除(必要に応じて)

3. App Storeから再インストール

まとめ

Xcode のシミュレータが起動しないときは、ただの不具合ではなく「環境を整えるきっかけ」でもあります。
少しずつ原因を探りながら、Macとの関係を深めていくことで、開発環境はより快適に、安心して使えるものになっていきます

焦らず、ひとつずつ。
あなたの開発環境は、きっとまた動き出します。
阿久梨絵でした!

上部へスクロール
Verified by MonsterInsights