光ファイバー vs 従来ケーブル──通信速度はどれくらい違うのか?

こんにちは、阿久梨絵です!
インターネット回線を選ぶとき、「光回線が速いらしい」という話はよく聞きます。
でも、実際どれくらい違うのか──数字で見たことはありますか?

この記事では、 光ファイバー と従来のケーブル(ADSLやCATVなど)の通信速度の違いを、わかりやすく解説します。

まずはざっくり比較!

回線種別 最大通信速度(理論値) 実用性 備考
ADSL(銅線) 約50Mbps 遅い 距離が遠いとさらに低下
CATV(同軸ケーブル) 約160Mbps やや遅い 上りが遅い傾向あり
光ファイバー 1Gbps〜10Gbps 超高速 安定性・同時接続にも強い

※1Gbps=1,000Mbps

なぜそんなに差が出るの?

1. 伝送方式の違い

従来ケーブル:電気信号
光ファイバー:光信号(レーザーやLED)

光は電気よりも圧倒的に高速で、電磁波の干渉を受けにくいため、安定性も抜群。

2. 減衰の違い

銅線は距離が長くなると信号が弱くなる
光ファイバーは数キロメートルでもほぼ減衰なし

これにより、遠くのサーバーでも快適にアクセスできます。

3. 帯域の広さ

光は周波数が高く、同時に大量のデータを送れる
波長分割多重(WDM)などの技術で、1本のケーブルで複数の信号を並列送信可能

実際の体感はどう違う?

利用シーン 従来ケーブル 光ファイバー
動画視聴 画質が落ちる・止まることも 高画質でもスムーズ
オンラインゲーム ラグが出やすい 安定・低遅延
テレワーク 音声が途切れることも 快適な会議が可能
ファイル送信 数分〜数十分かかる 数秒〜数十秒で完了

まとめ

従来のケーブルは、かつてのインフラとして十分に役立ってきました。
でも、動画・ゲーム・クラウド・AI──現代の通信ニーズは桁違いです。

光ファイバーは、ただ「速い」だけじゃない。
安定性、同時接続、長距離対応──すべてにおいて圧倒的。
もはや“光”は、通信の常識となっています。
阿久梨絵でした!

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