【 WordPress 実践】あるページからしかアクセスできない“隠しページ”の作り方

こんにちは、阿久梨絵です!
このページは、特定の導線からしか見せたくない
検索にも出したくないし、URL直打ちも防ぎたい
そんな“隠しページ”構成、 WordPress でも可能です。

この記事では、特定ページからしかアクセスできないようにする方法を、実務目線でわかりやすく解説します。

こんなときに使える構成

キャンペーンページをLPからのみ誘導したい
会員限定ページをログイン後の画面からのみ表示したい
一般公開前のテストページを社内だけで共有したい
SEOに載せたくないが、URL共有はしたい

方法①:リンク非公開+noindex設定

手順

1. ページを通常通り作成(固定ページ)

2. サイト内の他ページからのみリンクを貼る(例:LPのボタン)

3. SEOプラグインで「noindex」設定
・Yoast SEO →「このページを検索エンジンに表示しない」
・All in One SEO →「インデックスしない」にチェック

効果

Google検索に表示されない
サイト内リンクがなければ、ユーザーはURLを知らない限りアクセス不可

方法②:リファラー制限(コードで制御)

特定ページからのアクセスのみ許可する」には、PHPでリファラーを判定する方法があります。
<php
$allowed_referrer = home_url(‘/lp-page/’);
if (strpos($_SERVER[‘HTTP_REFERER’], $allowed_referrer) === false) {
wp_redirect(home_url(‘/404’));
exit;
}
?>

このコードを隠しページのテンプレートファイルに追加することで、
指定ページ(例:/lp-page/)からのアクセス以外は404へリダイレクトされます。

注意:リファラーはブラウザやセキュリティ設定で送信されない場合もあるため、完全な制御ではありません

方法③:パスワード保護+URL非公開

WordPress標準機能で、ページ単位にパスワード保護をかけることも可能です。

手順

1. 固定ページ編集画面 →「公開状態」→「パスワード保護

2. 任意のパスワード設定

3. URLは非公開にし、特定ページからのみリンク

この方法は「URL+パスワードを知っている人だけが閲覧可能」にできます。

方法④:BASIC認証(ディレクトリ単位)

より強固な制限をかけたい場合は、サーバー側でBASIC認証を設定する方法もあります。

.htaccessと.htpasswdを使って、特定ディレクトリにアクセス制限
WordPressの一部ページをサブディレクトリに分けて管理する必要あり

この方法は、社内限定ページやクライアント専用ページに最適です。

まとめ

WordPress で“隠しページ”を構成するには、以下の3つが鍵です。

リンクを貼る場所を限定する(導線設計)
検索エンジンに載せない(noindex)
URL直打ちを防ぐ(リファラー制限や認証)

目的に応じて、SEO非公開・限定公開・アクセス制限を組み合わせることで、
「あるページからしか見られないページ構成」は十分に実現可能です。
阿久梨絵でした!

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