2025年秋の Windows 11アップデート「25H2」──Copilotの本格始動と、静かな使いやすさ

こんにちは、阿久梨絵です!
2025年秋、 Windows 11に年次アップデート「25H2」が登場しました。
見た目の派手さは控えめですが、AI連携・操作性・セキュリティの面で着実な進化が見られます。
この記事では、実機での使用感をもとに、“使っていて気づく改善”をわかりやすくまとめます。

Copilotが“使える存在”に進化

Windows 11のAIアシスタント「Copilot」は、今回のアップデートでOSにより深く統合されました。

常駐型サイドパネルとして表示され、いつでも呼び出し可能
Click to Do機能で、文脈に応じた操作提案(ファイル整理や設定変更など)
自然言語検索の精度向上により、曖昧な指示でも意図を汲み取ってくれる
Recall機能で過去の作業履歴を時系列で検索可能(Copilot+ PC限定)

設定変更やファイル操作の補助に便利ですが、日本語対応はまだ部分的。今後の改善に期待です。

UI・UXの改善ポイント

見た目の変化は控えめながら、操作性の向上が随所に見られます。

タスクバーの強化:秒表示付き時計、ライブステータス表示など
Snap機能の改善:ウィンドウ整理時にショートカットガイドが表示
設定画面の刷新:FAQやシステム情報がカード形式で表示され、視認性アップ
通知エリアの整理機能:よく使うアイコンをまとめやすくなった

初心者でも迷いにくく、“わかりやすさ”を重視した設計になっています。

セキュリティと安定性の強化

今回のアップデートでは、セキュリティ面でも静かな進化が。

Windows Resiliency Initiative:起動トラブル時に自動修復を実行
Smart App Controlの精度向上:不審なアプリのブロックがより賢く
Windows Helloの刷新:パスキー認証のUIが改善され、切り替えも簡単に
共有機能の強化:画像編集や圧縮レベルの選択が可能に

日常の安心感を底上げする、“仕上げのアップデート”という印象です。

実機で感じたこと

アップデートはスムーズに完了し、Copilotの常駐化やSnapの改善はすぐに体感できました。
ただし、一部機能は段階的に有効化されるため、すべてがすぐに使えるわけではありません

また、UIの変化が控えめなため、「アップデートした感」が薄いと感じる方もいるかもしれません。
ですが、日常の使いやすさと安心感を支える静かな進化が随所に見られます。

まとめ

Windows 11 25H2は、Copilotの本格始動と、日常操作の快適さを支えるアップデートです。
特に以下のような方にとって、メリットが大きいでしょう。

設定画面で迷子になりがちな方
ITに苦手意識があるけど、仕事や生活でPCを使う方
家族や職場のPCトラブルをサポートする立場の方

今後のCopilotの日本語対応や、Windows 12への布石としても注目のアップデートです。
阿久梨絵でした!

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