こんにちは、阿久梨絵です!
Wi-Fiルーター を買い替えるとき、つい「価格」や「見た目」で選んでしまいがちですが──
最低3年は快適に使いたいなら、“規格”のチェックが必須です。
この記事では、Wi-Fiルーター選びで見落としがちな「技術的なポイント」を、構造からわかりやすく解説します。
まず確認すべき「Wi-Fi規格」
| 規格 | 最大速度 | 周波数帯 | 特徴 | 対応年数の目安 |
|---|---|---|---|---|
| Wi-Fi 5(802.11ac) | 約6.9Gbps | 5GHz | 安定・普及型 | 〜2026年頃まで |
| Wi-Fi 6(802.11ax) | 約9.6Gbps | 2.4GHz / 5GHz | 同時接続に強い | 〜2028年頃まで |
| Wi-Fi 6E | 約9.6Gbps | +6GHz帯追加 | 混雑回避に強い | 〜2030年頃まで |
| Wi-Fi 7(802.11be) | 最大46Gbps | 2.4GHz / 5GHz / 6GHz | 超高速・低遅延 | 〜2032年以降 |
最低3年使うなら、Wi-Fi 6以上が安心。
Wi-Fi 5はまだ使えますが、今後のアップデートや新機種との相性を考えると、Wi-Fi 6以降が推奨です。
規格以外にチェックすべきポイント
1. IPv6(IPoE)対応か?
・通信の混雑を避けるために、IPv6対応ルーターが必須
・特に夜間や動画視聴が多い人は、IPoE方式対応モデルを選びましょう
2. WPA3セキュリティ対応か?
・古いWPA2では、セキュリティリスクが残る可能性あり
・WPA3対応なら、今後のOSやスマホとの互換性も安心
3. メッシュWi-Fi対応か?
・戸建てや広い部屋で使うなら、メッシュ対応モデルが快適
・複数台で家中をカバーできるので、将来的な拡張にも強い
4. 同時接続台数の目安
・家族で使うなら、20台以上対応モデルがおすすめ
・スマホ・PC・テレビ・スマート家電など、意外と台数が増えます
3年以上使うなら、こう選ぶ!
| 条件 | おすすめ規格 | 理由 |
|---|---|---|
| 一人暮らし・価格重視 | Wi-Fi 6(1万円前後) | 安定・コスパ◎ |
| 家族で複数台利用 | Wi-Fi 6E(2万円前後) | 混雑回避・メッシュ対応 |
| 最新機器+長期運用 | Wi-Fi 7(3万円〜) | 超高速・将来対応型 |
まとめ
Wi-Fiルーター は、“今の速度”だけで選ぶと後悔することも。
最低3年使うなら、規格・セキュリティ・接続方式までしっかりチェックして選びましょう。
「なんとなく速そう」ではなく、
“しくみ”を知って選ぶことで、通信環境はもっと快適になります。
阿久梨絵でした!
