e-Gov の通知書をExcelで表示する方法──HTML+XSLで“見慣れた形”に整える方法

こんにちは、阿久梨絵です。
e-Gov から届いたZIPファイルこれまではCSVをExcelで開いて確認していました。
でも最近、「Excelを起動してHTMLを読み込み、XSLスタイルシートを指定することで、通知書風に表示できる」と気づきました。

今回は、Excelを使ってHTML+XSLを読み取り、e-Govの通知書を“見慣れた形”で表示する方法をやさしく解説します。

ZIPファイルの中身を確認する

ZIPファイルを展開すると、以下のようなファイルが含まれていました。

このうち、HTMLファイルは表示用の入口であり、XSLファイルは見た目を整えるスタイル定義です。XMLファイルには実際のデータが入っています。

表示手順:ExcelでHTML+XSLを読み取る

手順①:Excelを起動する

まずはExcelを起動します。空白のブックでOKです。

手順②:HTMLファイルを開く

1. Excelの「ファイル」→「開く」→「参照」から、ZIPを展開したフォルダを選びます。

2. 以下のHTMLファイル選択します。

3. ExcelがHTMLファイルを読み込みXSLスタイルシートを指定してOKを押します。

4.以下のメッセージが表示されたら、「はい」を押します。

手順③:通知書が正しく参照されているか確認

行幅等体裁を修正すると、以下のような表示になります。
以降、Excel上の操作になりますが、「読み取り専用」なので、別名で保存してください。

手順④:表示が崩れる場合の対処

ファイルが同じフォルダにあるか確認(HTML・XSL・XML)
ファイル名が一致しているか確認(拡張子含め)
ExcelがXSLを認識できない場合は、ブラウザでHTMLファイルを開くと表示されることもあります

まとめ

e-Gov のファイルは、制度と暮らしをつなぐ大切な情報です。
でも、CSVやXMLのままだと「読めるけど、見づらい」「通知書っぽくない」と感じることもあります。

そんなとき、ExcelでHTMLを読み込み、XSLを指定することで、ぐっと見慣れた通知書風のレイアウトに近づけることができます。
「読めること」だけでなく、「見慣れた形で読めること」。
それが、制度との距離を縮める第一歩だと思います。
阿久梨絵でした!

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