こんにちは、阿久梨絵です!
Webサイトを見ていて、突然「 404 Not Found」や「501 Not Implemented」といった数字が表示されたこと、ありませんか?
でも、こう思いませんか?
「404はよく見るけど、501って何?」
「数字の違いだけで、何がどう違うの?」
今回は、Webエラーコードの中でもよく混同されがちな「404」と「501」の違いを、初心者にもわかりやすく解説します。
そもそも「エラーコード」って何?
Webサイトにアクセスしたとき、サーバーとブラウザの間でやり取りされる「HTTPステータスコード」。
その中で、エラーが起きたときに表示されるのが「エラーコード」です。
エラーコードは3桁の数字で構成されていて、主に以下のように分類されます。
| 番号帯 | 意味 |
|---|---|
| 1xx | 情報 |
| 2xx | 成功 |
| 3xx | リダイレクト |
| 4xx | クライアント側のエラー |
| 5xx | サーバー側のエラー |
404と501は、それぞれ「4xx」「5xx」に属する別カテゴリのエラーです。
「404 Not Found」とは?
404エラーは、ユーザー(クライアント)がリクエストしたページやファイルが「存在しない」場合に表示されます。
よくある原因
・URLの打ち間違い
・リンク切れ(ページが削除された)
・サイト構成の変更による迷子
表示例
404 Not Found
お探しのページは見つかりませんでした。
対処法(閲覧者側)
・URLを再確認する
・サイトのトップページから再検索する
・キャッシュをクリアして再読み込みする
「501 Not Implemented」とは?
501エラーは、サーバーがリクエストされた機能やメソッドに「対応していない」場合に表示されます。
よくある原因
・サーバーが古くて新しい機能に未対応
・不正なHTTPメソッド(例:PATCHやPUTなど)を送信した
・APIの仕様ミスや開発中の機能呼び出し
表示例
501 Not Implemented
この機能はサーバー側でサポートされていません。
対処法(開発者側)
・サーバーの設定やバージョンを確認
・使用しているメソッドが正しいかチェック
・API仕様書との整合性を見直す
まとめ
| エラーコード | 意味 | 原因の主な場所 |
|---|---|---|
| 404 | ページが見つからない | クライアント(閲覧者)側 |
| 501 | 機能が未実装・未対応 | サーバー(提供者)側 |
つまり──
404は「探してるものがない」
501は「そもそもその機能が使えない」
という違いです。
Webの世界は、数字ひとつで原因がわかることもあります。
「404と501の違い、ちゃんと説明できる?」と聞かれたら、今日からは自信を持って答えられますね。
阿久梨絵でした!
