こんにちは、阿久梨絵です!
パソコン を買うとき、必ず悩むのが「メモリ容量」。
8GBで足りる? 32GBはやりすぎ?
今回は、画像編集・ゲーム・事務作業という3つの代表的な用途に絞って、16GBメモリが“ちょうどいい”のかどうかをUX視点で検証してみます。
画像編集:16GBは“快適ライン”
| 作業内容 | メモリ使用量の目安 | 快適度 |
|---|---|---|
| Photoshopでレイヤー編集 | 約2〜4GB | 快適(余裕あり) |
| Illustratorでベクター作業 | 約2GB前後 | 快適 |
| LightroomでRAW現像 | 約4〜6GB | 快適(同時作業も可能) |
| After Effectsで軽めの動画合成 | 約8〜12GB | ギリギリ快適(重いと厳しい) |
結論:画像編集なら16GBで十分。
ただし、4K動画や多重エフェクトを扱うなら、32GB以上が安心です。
ゲーム:16GBは“標準装備”
| ゲームジャンル | メモリ使用量 | 快適度 |
|---|---|---|
| 軽量FPS(Valorant, LoL) | 約4〜6GB | 快適 |
| 中量級(原神, Apex) | 約8〜10GB | 快適 |
| 重量級(Cyberpunk 2077, Starfield) | 約12〜16GB | ギリギリ快適(設定次第) |
| ゲーム+配信(OBS同時起動) | 16GB以上推奨 | 快適(ただし余裕は少ない) |
結論:ゲーマーなら16GBは“最低ライン”。
配信やMOD導入をするなら、32GBが理想。
事務作業:16GBは“贅沢すぎる”かも?
| 作業内容 | メモリ使用量 | 快適度 |
|---|---|---|
| Word・Excel・PowerPoint | 約1〜2GB | 快適すぎる |
| ブラウザで10タブ開く | 約2〜4GB | 快適 |
| Zoom+Slack+Notion同時使用 | 約6〜8GB | 快適 |
| Teams+Office+PDF編集 | 約8〜10GB | 快適(余裕あり) |
結論:事務用途なら8GBでも十分。
ただし、Windows 11環境では16GBの方が“もたつき”が減ります。
UX設計者の視点:メモリは“作業台の広さ”
メモリは、PCの“作業台”。
広ければ広いほど、同時にたくさんの作業ができる。
でも、広すぎても“使い切れない”ならムダになる。
| 視点 | 意味 |
|---|---|
| 16GBのメリット | マルチタスクに強く、将来のアプリにも対応しやすい |
| 16GBのデメリット | 価格がやや高め。事務用途ではオーバースペック |
| 増設のしやすさ | ノートPCでは不可な場合も。最初から選ぶのが吉 |
まとめ
・画像編集 → 16GBで快適。動画編集なら32GBへ
・ゲーム → 16GBは標準。配信や重量級なら32GB推奨
・事務作業 → 8GBでもOK。16GBは“余裕枠”
パソコン のメモリは、「とりあえず16GB」は間違ってない。
でも、“何に使うか”で最適解は変わる。
スペック選びは、UX設計そのもの。
あなたの作業スタイルに合った“作業台”を選びましょう。
阿久梨絵でした!
