こんにちは、阿久梨絵です!
組織 の空気は、言葉に出ます。
「なんかうまくいかない」「なぜか進まない」──そんなとき、耳を澄ませてみてください。
“ダメな 組織 ”には、共通して聞こえてくる言葉があります。
今回は、 組織 の停滞を招く“危険ワード”をピックアップし、
それがなぜ問題なのか、どう改善すべきかを解説します。
ダメな組織でよく聞かれる言葉一覧
| 言葉 | 問題点 | 解説 |
|---|---|---|
| 「前例がない」 | 思考停止 | 新しい挑戦を拒む常套句。変化を恐れる文化の象徴 |
| 「誰が責任取るの?」 | 責任回避 | 失敗を恐れて動けない。意思決定が遅くなる |
| 「それ、うちの仕事じゃない」 | 部門主義 | サイロ化の典型。協力より境界線を優先する |
| 「とりあえず様子見で」 | 意思決定の放棄 | 判断を先送りすることで、機会も失われる |
| 「上がOK出さないと…」 | ボトルネック | 現場の判断力が奪われ、スピードが死ぬ |
| 「忙しいから無理」 | 優先順位の欠如 | 本質的な課題を後回しにする言い訳 |
| 「それ、誰が言ってた?」 | 発言者の格付け | 内容より肩書きを重視する文化。アイデアが腐る |
なぜこの言葉が“ダメ”なのか?
これらの言葉に共通するのは、責任回避・変化拒否・協力拒否・判断停止。
つまり、組織の“動き”を止める言葉なんです。
言葉は文化をつくり、文化は行動をつくる。
この言葉が日常的に飛び交っているなら、その組織はすでに“止まりかけている”かもしれません。
どうすればいいか?
| ダメな言葉 | 言い換え例 | 意図 |
|---|---|---|
| 「前例がない」 | 「試してみる価値はある」 | 変化を受け入れる姿勢 |
| 「誰が責任取るの?」 | 「まずやってみて、結果を共有しよう」 | チームで支える文化 |
| 「それ、うちの仕事じゃない」 | 「一緒にやれば早く終わる」 | 協力と越境の促進 |
| 「とりあえず様子見で」 | 「期限を決めて判断しよう」 | 意思決定の明確化 |
まとめ
ダメな 組織 は、ダメな言葉から始まる。
その一言が、スピードを止め、アイデアを腐らせ、責任を遠ざける。
逆に言えば、言葉を変えれば、文化も変わる。
あなたの組織で、最近よく聞く言葉はなんですか?
それは、前に進む言葉ですか?それとも、止まる言葉ですか?
阿久梨絵でした!
