パソコン 買う前に知っておきたい“型番の読み方”──スペック表はUXの設計図

こんにちは、阿久梨絵です!
Core i5-1335U」「RTX 4060」「MZ-V8V1T0」「LQ156M1JW09」──
パソコン のスペック表には、謎の型番が並んでいます。
でも、これらはただの記号ではなく、“体験の予告編”
今回は、CPU・GPU・SSD・液晶の型番を読み解きながら、 パソコン 選びの精度を高める方法をUX視点で解説します。

CPU型番──“世代”と“用途”を見抜く

例:Intel Core i5-1335U

部位意味
i5グレード(i3<i5<i7<i9)
13世代(第13世代)
35モデル番号(性能の目安)
Uモバイル向け(省電力)/Pなら高性能/Hならゲーミング向け

ポイント世代と末尾文字がUXを左右する。
U:静音・省電力・軽作業向け
P:バランス型。動画編集やマルチタスクに◎
H:高性能。ゲーム・クリエイティブ用途に最適

GPU型番──“描画力”と“世代差”を見抜く

例:NVIDIA GeForce RTX 4060

部位意味
RTXレイトレーシング対応(GTXは非対応)
40世代(第4世代。2023年以降)
60グレード(50<60<70<80)

ポイント:RTX 4060は“中量級ゲーマー”に最適。
RTX 3050軽量ゲーム・動画編集向け
RTX 4060中量級ゲーム・AI用途にも対応
RTX 4070以上重量級ゲーム・4K編集向け

AMDの場合は「Radeon RX 7600」など。
数字が高いほど性能も高いが、世代差の方が体験に直結します。

SSD型番──“速度”と“世代”を見抜く

例:Samsung MZ-V8V1T0

部位意味
MZ-VNVMe接続(高速)/MZ-7ならSATA接続(遅め)
8V世代(980シリーズ)
1T0容量(1TB)を意味する略称

ポイントNVMe接続かどうかがUXの分かれ目。
SATA SSD:起動は速いが、転送速度はHDDの延長
NVMe SSD:爆速。アプリ起動・ファイル転送が劇的に快適

型番で「V」「P」「E」などが入っていれば、PCIe接続の高速モデルと判断できます。

液晶型番──“視認性”と“体験”を見抜く

例:LQ156M1JW09(SHARP製)

部位意味
LQ液晶パネルの種類(SHARP製)
156サイズ(15.6インチ)
M1JW09解像度・リフレッシュレート・色域などの識別コード

ポイント:型番は“見え方”を決める。
FHD(1920×1080):事務・一般用途に最適
WQHD(2560×1440):画像編集・UX設計向け
4K(3840×2160):動画編集・高精細作業に◎
・OLED/IPS/VAなど、型番でパネル方式も判別可能

液晶型番はマニアックですが、UX設計者にとっては“視認性の設計図”です。

まとめ

パソコン 選びは、スペック表の数字だけじゃない
型番を読み解けば、そのPCがどんな体験をくれるかが見えてくる。

CPU:世代と末尾文字で“処理の質”を読む
GPU:世代とグレードで“描画体験”を読む
SSD:接続方式で“速度体験”を読む
液晶:型番で“視認性と快適さ”を読む

型番は、UX設計者にとっての“暗号”
それを解読できれば、 パソコン 選びはもっと戦略的になる。
阿久梨絵でした!

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