こんにちは、阿久梨絵です!
「もっと機能を増やしたら便利になるかも」
「せっかくだから、あれもこれも入れよう」
そんなふうに、つい複雑になってしまう設計やコンテンツ。
でも、実は“シンプル”こそが、使いやすさと伝わりやすさのカギなんです。
今回は、設計や情報発信における大切な考え方「 KISSの原則 」についてご紹介します。
KISSの原則ってなに?
「Keep It Simple, Stupid(シンプルにしておけ、バカ)」
※ちょっと乱暴な表現ですが、愛のある皮肉として使われています。
この原則は、1960年代にアメリカ海軍の技術者が提唱したもので、
「複雑なものは壊れやすく、使いにくい。だから設計はできるだけシンプルにすべき」という考え方です。
なぜシンプルが大事なの?
・使う人の負担が減る:「迷わず使える」「すぐ理解できる」ことが最優先
・保守・運用がラクになる:複雑な仕組みほど、トラブル対応が大変
・目的がぶれにくい:余計な機能や情報がないぶん、伝えたいことが明確になる
KISSの原則を活かすコツ
必要最低限の機能に絞る
・「本当に使われる機能はどれ?」と問い直すことで、ムダを省けます。
UI・導線は直感的に
・「見ればわかる」「触れば使える」設計が理想。説明書いらずがベスト!
コンテンツも“引き算”で
・情報発信やPRでは、「伝えたいことを1つに絞る」ことで、印象が強くなります。
ありがちな“複雑化”の落とし穴
| シーン | よくある例 | KISS的アドバイス |
|---|---|---|
| Webサイト | メニューが多すぎて迷子 | 3〜5項目に絞って、導線を明確に |
| プレゼン資料 | 情報を詰め込みすぎて読まれない | 1スライド1メッセージを意識 |
| SNS投稿 | ハッシュタグが多すぎて埋もれる | 伝えたい軸を1つに絞る |
| アプリ設計 | 機能が多すぎて使われない | “よく使う機能”を中心に設計 |
まとめ
KISSの原則 は、「使う人の目線に立つこと」の大切さを教えてくれます。
複雑さは自己満足になりがち。でも、シンプルさは“思いやり”です。
情報発信でも設計でも、「わかりやすさ」「迷わなさ」「安心感」を大切に。
かわいく、やわらかく、親しみやすく伝えるためにも、KISSの原則はとっても役立ちますよ。
阿久梨絵でした!
