こんにちは、阿久梨絵です！
iPhone には「知らない番号を消音」という機能があります。
詐欺対策として非常に有効ですが、“初めて電話する”場面では思わぬ壁になることも。
今回は、メール等でやり取りした相手に初めて電話をかけるとき、
この機能がどう影響するのか？そして、どう配慮すればスムーズにつながるのか？を整理します。
「知らない番号を消音」ってどういう機能？
iPhoneの設定で「知らない番号を消音」をオンにすると
・連絡先に登録されていない番号からの着信は自動で消音
・通知は残るが、リアルタイムで気づかれないことが多い
・留守番電話やメッセージが残っていれば後で確認される
つまり、詐欺や営業電話を防ぐための“フィルター”なのです。
初めて電話するとき、何が起こる？
たとえば以下のような状況
・メールで数回やり取りした相手に、初めて電話をかける
・相手は「知らない番号を消音」設定をオンにしている
・こちらの番号は、まだ相手の連絡先に登録されていない
この場合、電話は鳴らない。
相手は「着信があったこと」にすら気づかない可能性があります。
優先すべき配慮：番号を事前に伝える
最も確実なのは、事前に自分の電話番号を伝えておくこと。
・「この番号からお電話します」と明示する
・相手が連絡先に登録すれば、消音されずに着信が鳴る
・信頼感も高まり、通話成功率が格段に上がる
これは、UX設計として最も効果的な“入口の整備”です。
補助的な配慮：事前に通話予定を伝える
「◯時頃にお電話します」と一言添えることで、
相手が一時的に設定を解除する可能性もあります。
ただし、解除を忘れる・タイミングが合わないなどのリスクもあるため、
あくまで補助的な配慮として位置づけるのがベターです。
つながらなかった場合のフォロー
・留守番電話に要件を残す
・SMSやメールで「お電話しました」と伝える
・相手の反応を待って、再度タイミングを調整する
“つながらない＝終わり”ではなく、“つながるまでの設計”が大事です。
まとめ
iPhone の「知らない番号を消音」は、現代のスマホUXにおける“安心設計”。
でも、初めての通話には“配慮設計”が必要です。
・自分の番号を事前に伝える（最優先）
・通話予定を事前に知らせる（補助）
・メッセージや留守番電話でフォローする（保険）
この3ステップを意識するだけで、
“つながらない違和感”が、“つながる安心”に変わります。
阿久梨絵でした！
