WordPress 初心者向け:page.phpで使われる関数をやさしく解説

こんにちは、阿久梨絵です!
WordPress の page.php は、固定ページ(例:会社概要、お問い合わせなど)を表示するためのテンプレートファイルです。
投稿ページ(single.php)とは異なり、管理画面で作成した「固定ページ」に対応しています。

このテンプレートには、 WordPress 独自の関数が多数登場します。今回はその中でもよく使われる関数を初心者向けに解説します。

よく使われる関数一覧と解説

関数名役割解説
get_header()ヘッダーを読み込むheader.php を呼び出して、HTMLの <head> やナビゲーションなどを表示します。
get_footer()フッターを読み込むfooter.php を呼び出して、ページ下部の情報を表示します。
get_sidebar()サイドバーを読み込むsidebar.php を呼び出して、ウィジェットなどを表示します(使用するテーマによる)。
the_post()投稿データを取得WordPressのループ処理の開始。固定ページの内容を取得するために必要です。
the_title()ページタイトルを表示固定ページのタイトル(例:「会社概要」)を表示します。
the_content()ページ本文を表示管理画面で入力した本文を表示します。画像やブロックも含まれます。
get_template_part()テンプレートの一部を読み込む共通パーツ(例:コンテンツ部分)を分割して読み込むために使います。
comments_template()コメント欄を表示固定ページにコメント欄を表示したい場合に使用します(通常は非表示)。

コード例:page.phpの基本構成

以下表記上、半角<は、全角<で記載しています。

<?php get_header(); ?>

<main>
<?php
if (have_posts()) :
while (have_posts()) : the_post();
the_title(‘<h1>’, ‘</h1>’);
the_content();
endwhile;
endif;
?>
</main>

<?php get_sidebar(); ?>
<?php get_footer(); ?>

安心してカスタマイズするために

初心者の方が page.php を編集する際は、以下のポイントを意識すると安心です。

get_header() や get_footer() を使うことで、共通部分の再利用が可能になります。
the_post() を忘れると、the_title() や the_content() が正しく表示されません。
get_template_part() を使えば、構造化されたテンプレート設計が可能になります。

まとめ

page.php は、固定ページを表示するための重要なテンプレートです。
登場する関数は一見難しそうですが、役割を理解すれば納得感を持ってカスタマイズできます
安心して編集できるよう、構造化された知識を少しずつ積み重ねていきましょう。
阿久梨絵でした!

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