こんにちは、阿久梨絵です!
Windows パソコンの「ディスク管理」を開くと、Cドライブの横に「回復パーティション」という謎の領域が表示されることがあります。
これ、削除してもいいの?何に使われてるの?と疑問に思ったことはありませんか?
回復パーティションとは?
回復パーティションとは、Windowsのトラブル時にシステムを復旧するための専用領域です。
OS本体とは別に、以下のようなデータが格納されています。
・システム修復ツール(Windows RE)
・初期状態に戻すためのリカバリイメージ
・トラブル時に起動する「回復環境」
つまり、Windowsが起動しなくなったときに、この領域から復旧できるようになっているんです。
どこで使われるの?
・PCが起動しないときに「自動修復」が走る
・「設定」→「回復」→「このPCを初期状態に戻す」で使われる
・BIOS/UEFIから「回復環境」を起動する場合
このパーティションがあることで、USBやDVDがなくても復旧できるというメリットがあります。
削除してもいいの?
基本的には削除しない方が安全です。
ただし、以下のようなケースでは削除することもあります。
・自作PCで独自のバックアップ環境を構築している
・SSDの容量が極端に少なく、領域を確保したい
・クリーンインストール後に不要になった
ただし、削除するとWindowsの回復機能が使えなくなるため、代替手段(USB回復ドライブなど)を用意しておく必要があります。
どう確認する?
1. 「スタート」→「ディスクの管理」で開く
2. 「回復パーティション」と書かれた領域を探す
3. 容量は数百MB〜数GB程度
※通常は「削除」や「フォーマット」ができないようになっています。
まとめ
回復パーティションは、 Windows の“保険”のような存在です。
普段は意識しなくても、いざという時に頼れる仕組み。
削除する前に、本当に必要ないかどうかをしっかり確認しましょう。
阿久梨絵でした!
