こんにちは、阿久梨絵です！
「黒い画面に文字を打って操作するやつ、あれって何？」
それが Bash （バッシュ）です。
Bashは、コンピュータに命令を伝えるためのシェル（Shell）の一種。
LinuxやmacOSでは標準で使われていて、WindowsでもWSL（Windows Subsystem for Linux）を使えば利用可能です。
Bashの正体：シェル＝命令の受付係
Bashは「Bourne Again Shell」の略。
昔の「sh（Bourne Shell）」を改良したもので、今では最も広く使われているシェルのひとつです。
シェルとは、OSに命令を伝える“受付係”のようなもの。
GUI（マウス操作）ではできないような細かい制御や自動化が、Bashなら可能になります。
Bashでできること
| 操作 | 例 | 実務での使い道 |
|---|---|---|
| ファイル操作 | cp, mv, rm | バックアップや整理 |
| 自動化 | シェルスクリプト | 定期処理や一括変換 |
| 条件分岐 | if, case | 処理の分岐制御 |
| ループ処理 | for, while | 複数ファイルの処理 |
| テキスト処理 | grep, sed, awk | ログ解析やデータ抽出 |
実例：Bashで「Hello World」
#!/bin/bash
echo “Hello World”
このコードを hello.sh という名前で保存し、ターミナルで実行すると「Hello World」と表示されます。
これがBashスクリプトの基本形です。
Bashは“裏方の仕事人”
Bashは派手ではないけれど、裏でPCを動かす職人のような存在。
・サーバー管理
・データ処理
・自動化ツールの作成
など、実務での効率化に欠かせないツールです。
まとめ
Bash は、ただの黒い画面じゃない。
それは、命令を受けてPCを動かす“エンジン”です。
GUIではできない細かい制御や自動化を、シンプルな文字入力だけで実現できるのがBashの強み。
阿久梨絵でした！
