「 English (UK)」と「English (US)」──WebサイトやiPhoneで選ぶと何が違う?

こんにちは、阿久梨絵です!
WebサイトやiPhoneの言語設定で「 English 」を選ぼうとすると、UK版(英国)US版(米国)が出てくることがあります。
「どっちでも英語でしょ?」と思いがちですが、実は表示・発音・文化的背景に細かな違いがあるんです。

この記事では、UX設計や日常の使い勝手の観点から、English (UK) と English (US) の違いをわかりやすく整理します。

違いは“スペル・表現・地域設定”

項目English (UK)English (US)
スペルcolour, organise, centrecolor, organize, center
表現holiday(休暇), postcodevacation, zip code
日付表記17 September 2025September 17, 2025
地域設定£(ポンド)、摂氏、週の始まりは月曜$(ドル)、華氏、週の始まりは日曜
Siriの発音イギリス英語のアクセントアメリカ英語のアクセント

iPhoneでの違いは?

iPhoneでは「設定 → 一般 → 言語と地域」で言語を選ぶと、English (UK) や English (US) など複数の英語が表示されます。
選んだ言語によって、Siriの発音・キーボードの予測変換・日付や通貨の表示が変わります

たとえば

「Siriに話しかけたときの反応」がUKアクセントになる
「カレンダーの週の始まり」が月曜になる(UK)か日曜になる(US)
「App Storeの表記」や「天気アプリの温度単位」が変わる

UX設計の視点から見る“言語選択”

言語設定は単なる翻訳ではなく、文化的な文脈や生活習慣を反映した設計です。
ユーザーが違和感なく使えるように、地域ごとの英語を選べるようになっているのは、まさに“見えないUX”の工夫

特にグローバル展開するWebサービスでは、英語圏でも地域別にローカライズすることで、信頼感や親しみやすさを高めています。

まとめ

US英語世界標準に近く、アプリやWebサービスの多くがUS英語ベース。
UK英語:イギリス文化に親しみがある人、日付や単位の表記にこだわりたい人向け。

どちらを選んでも機能的には大きな差はありませんが、細部の“しっくり感”が変わってきます。
言語設定は、あなたの“使いやすさ”と“文化的な快適さ”を支える大切な選択肢です。

この記事が、あなたの言語設定の見直しやUX設計への理解の一助になれば嬉しいです。
阿久梨絵でした!

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