こんにちは、阿久梨絵です!
アメリカで今も使われている「 ヤード・ポンド法 」。実はこれ、古代ローマの単位体系をベースにした“12進法”の世界。
でも、現代のITは“2進法”や“10進法”が基本。
このギャップ、ちょっと不思議だと思いませんか?
今回は、ヤード・ポンド法とITの関係をやさしく紐解きながら、「単位」と「テクノロジー」の意外な接点を探ってみます。
ヤード・ポンド法とは?
・長さ:インチ(in)、フィート(ft)、ヤード(yd)、マイル(mi)など
・重さ:オンス(oz)、ポンド(lb)、トン(ton)
・由来:中世イギリス〜古代ローマの度量衡制度
・特徴:12進法や16進法が混在する複雑な構造
ITの世界はどう違う?
・コンピュータは「2進法(0と1)」で動く
・数値やデータは「10進法」や「16進法(Hex)」で表示されることも
・単位は「バイト(Byte)」「ビット(Bit)」など、2の累乗で構成される
なぜ今もヤード・ポンド法が使われるのか?
・アメリカの文化的・歴史的背景
・建築・工業・航空など、既存の設計基準がヤード・ポンド法に依存
・IT業界でも、ハードウェア設計やユーザー向け表示で混在する場面あり
ITと単位の“すれ違い”事例
| 分野 | ヤード・ポンド法の影響 | ITとのギャップ |
|---|---|---|
| Webデザイン | 画面サイズを「インチ」で表記 | 実際の解像度は「ピクセル」単位 |
| ハードウェア | モニターやプリンターの寸法 | 内部処理はバイト・ビット単位 |
| 航空・軍事 | 高度や距離を「フィート」で表示 | GPSやセンサーはメートル基準 |
まとめ
ヤード・ポンド法 は、単なる古い単位ではなく、文化と歴史の積み重ね。
一方、ITは効率と論理を追求する世界。
この2つが交差する場面では、単位の変換や理解が重要になります。
「単位なんてただの数字」と思っていた方も、この記事で少し納得していただけたら嬉しいです。
これからも、弊社では“納得できるIT情報”をやさしく発信していきます。
阿久梨絵でした!
