こんにちは、阿久梨絵です!
最近、「 パスワード は12桁以上が安全」とよく言われます。
でも、実際はまだ8桁で登録しているサービスがほとんど。
自分で12桁に変更しようと思ったとき、どんな注意点があるのか?をまとめました。
まず、なぜ12桁が安全なの?
パスワードの安全性は「文字数 × 複雑さ」で決まります。
総当たり攻撃(ブルートフォース)に対して、桁数が多いほど突破されにくい。
| 桁数 | 総当たりにかかる時間(理論値) |
|---|---|
| 8桁 | 数分〜数時間(条件次第) |
| 12桁 | 数十年〜数百年(現実的に不可能) |
つまり、12桁にするだけで“桁違い”に安全性が上がるんです。
でも、12桁にする前に確認すべきこと
① サービス側が対応しているか?
意外と多いのが「最大文字数が10桁まで」などの制限。
12桁にしても後ろが切り捨てられている可能性があります。
対策:登録画面やヘルプで「最大文字数」を確認
② 入力ミスが増える
長くなるほど、手入力のストレスが増える。
特にスマホでは、記号や大文字の切り替えが面倒。
対策:パスワードマネージャーを使う
もしくは「覚えやすい12桁」を工夫する
③ メールやメモ帳に保存してしまう
「覚えられないから」といって、安全でない場所に保存すると本末転倒。
対策:保存場所の安全性もセットで見直す
覚えやすくて安全な12桁パスワードの作り方
以下のように、意味のある単語を組み合わせると覚えやすくなります。
Sakura2024!Kawa
・日本語の意味を持つ英単語(Sakura=桜、Kawa=川)
・数字+記号で強度アップ
・自分だけのルールで作れば、覚えやすくて漏れにくい
12桁にするメリットと注意点まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 安全性 | 圧倒的に高くなる |
| 対応状況 | サービスによっては未対応 |
| 運用 | 手入力は面倒。保存方法に注意 |
| 解決策 | パスワードマネージャー or 覚えやすい構成 |
こんな人は12桁にする価値あり
・同じパスワードを複数サービスで使い回している
・メールやSNSなど、乗っ取られると困るサービスを使っている
・セキュリティ意識を高めたいと思っている
まとめ
パスワード を12桁にするのは、確かに安全性を高める有効な手段。
でも、サービスの対応状況や運用方法まで含めて考えないと、逆にリスクになることも。
「長くすれば安心」ではなく、
「安全に使える長いパスワード」が本当のゴール。
阿久梨絵でした!
