Fitbit で見る「睡眠ステージ」──覚醒・レム・浅い・深いの違いとは?

こんにちは、阿久梨絵です。
Fitbit を使って睡眠を記録していると、「覚醒」「レム睡眠」「浅い睡眠」「深い睡眠」といったステージがグラフで表示されます。
でも、それぞれの違いって何でしょうか?そして、どう活用すればいいのでしょうか?

今回は、Fitbitが記録する睡眠ステージの意味と役割をわかりやすく解説します。

睡眠は“90分サイクル”で構成されている

人間の睡眠は、平均90分のサイクルを何度も繰り返す構造になっています。
このサイクルの中で、以下のようなステージが順番に訪れます。

1. 浅い睡眠
2. 深い睡眠
3. 浅い睡眠に戻る
4. レム睡眠
5. (覚醒を挟みながら再びサイクルへ)

Fitbitは、心拍数の変化と身体の動きからこれらのステージを推定しています。

各睡眠ステージの特徴と役割

ステージ特徴役割
覚醒一晩に10〜30回ほど自然に起こる短時間の目覚め。自覚がないことも多い。睡眠サイクルの切り替え。長すぎると寝付きの悪さや中途覚醒の原因に。
浅い睡眠入眠直後に訪れる。物音などで目覚めやすい。心身のリラックス。睡眠の入り口。
深い睡眠睡眠前半に多く現れる。外的刺激に反応しにくい。身体の回復、免疫強化、記憶の定着。
レム睡眠就寝後半に多く現れる。夢を見るステージ。脳は活発、筋肉は休止。情報整理、感情調整、学習・記憶の統合。

それぞれのステージがバランスよく現れることで、質の高い睡眠が得られます。

Fitbitでの見え方と活用ポイント

Fitbitでは、睡眠ステージがグラフで表示され、時間軸に沿ってどのステージにいたかが一目でわかります。
また、同年代・同性の平均と比較できる「ベンチマーク機能」もあり、自分の睡眠の傾向を客観的に把握できます。

活用ポイント

覚醒が多すぎる → ストレスや環境要因を見直す
深い睡眠が少ない → 就寝前の習慣や運動を調整
レム睡眠が短い → 睡眠時間そのものが足りていない可能性も

まとめ

Fitbit の睡眠ステージは、単なるグラフではなく、身体と脳の回復プロセスを可視化するツールです。
なんとなく疲れが取れない」「寝たはずなのに眠い」──そんな日こそ、睡眠ステージを見直してみる価値があります。

睡眠の質を知ることは、日中のパフォーマンスを整える第一歩
Fitbitを使って、自分の“眠りのクセ”を見つけてみませんか?
阿久梨絵でした!

上部へスクロール
Verified by MonsterInsights