こんにちは、阿久梨絵です!
Windows のレジストリ は、OSやアプリの設定情報が詰まった超重要なデータベース。
便利なカスタマイズができる一方で、誤った操作はシステム不具合や起動不能の原因にもなります。
だからこそ、編集前には必ずバックアップを取ることが鉄則です。
なぜバックアップが必要なのか?
・誤操作でPCが起動しなくなることがある
・編集後に不具合が出ても、元に戻せる“保険”になる
・一部キーだけでもバックアップしておけば、復元が簡単
レジストリのバックアップ方法(Windows 10/11共通)
方法①:レジストリエディターでエクスポート
1. Windows+R → regedit と入力して起動
2. 編集予定のキーを選択(例:`HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM`)

3. メニューの「ファイル」→「エクスポート」

4. 保存場所・ファイル名を指定し、.reg形式で保存
ポイント
・ファイル名は英数字にする(日本語だと復元時にエラーが出ることも)
・「エクスポート範囲」は「すべて」または「選択したキー」を選べる
方法②:レジストリファイルを直接コピー(上級者向け)
1. C:\Windows\System32\config フォルダにある以下のファイルをコピー
`DEFAULT`, `SAM`, `SECURITY`, `SOFTWARE`, `SYSTEM`
2. 別フォルダに保存しておく(例:外付けHDDやUSB)
注意:この方法は復元時にコマンドプロンプトが必要になるため、初心者には非推奨。
復元方法
・.regファイルをダブルクリックするだけで、レジストリに再適用される
・編集後に不具合が出た場合は、バックアップファイルを実行して元に戻す
補足:復元ポイントも併用しよう
Windowsの「システムの復元ポイント」も、レジストリを含む設定を巻き戻す手段として有効です。
レジストリ編集前に復元ポイントを作成しておけば、より安心です。
まとめ
レジストリは便利だけど、危険もある。
だからこそ、編集前には必ずバックアップを取っておきましょう。
それが、トラブルを未然に防ぐ最も簡単で確実な方法です。
阿久梨絵でした!
