Cドライブを使いたくない!でも… Windows はそれで困る?やさしく解説

こんにちは、阿久梨絵です!
Windows パソコンを使っていると、何でもかんでも「Cドライブ」に保存されがち。
もうCドライブはいっぱい!
Dドライブや外付けに保存したい!
そんな気持ち、よくわかります。

でも、Cドライブを避けることで支障が出ることもあるんです。今回はその理由と、やさしい対策をまとめました。

そもそもCドライブってなに?

Cドライブは、Windowsのシステムやアプリの“ホーム”のような場所
OS(Windows本体)や、初期設定でインストールされるアプリは、基本的にCドライブに保存されます。

Windowsの起動に必要なファイル
「Program Files」や「ユーザー」フォルダ
一時ファイルやアップデート履歴

つまり、Cドライブは“パソコンの心臓部”なんですね。

Cドライブを使わないとどうなる?

完全に使わないことは難しく、以下のような支障が出る可能性があります。

支障の内容理由
Windowsが起動しないシステムファイルがCドライブにあるため
アプリが動かない一部のアプリはCドライブに固定でインストールされる
アップデートができない更新ファイルがCドライブに保存される
動作が不安定になる一時ファイルや仮想メモリがCドライブに作られる

Cドライブ固定のアプリってあるの?

はい、あります。特に以下のようなものはCドライブ前提で設計されていることが多いです。

Microsoft Office(一部の設定ファイルがCに保存)
Adobe系ソフト(キャッシュやテンプレートがCに)
セキュリティソフト(システムと連携するため)
Windows Storeアプリ(インストール先がCに固定されることが多い)

これらは、他のドライブに移動すると不具合が出る可能性があるため注意が必要です。

Cドライブをなるべく使わないためのやさしい工夫

「完全に使わない」は難しくても、「なるべく使わない」はできます

保存先をDドライブに変更する

・ドキュメント・画像・動画などの保存先をDドライブに設定
・「設定」→「システム」→「記憶域」→「保存先の変更」で調整可能

アプリを別ドライブにインストールする

インストール時に「カスタム」や「詳細設定」を選び、保存先を変更
一部のアプリは変更不可なので注意

専用ツールでアプリを移動する

・「EaseUS Todo PCTrans」や「4DDiG Partition Manager」などで、CドライブからDドライブへ安全に移動できる

まとめ

項目内容
Cドライブの役割Windowsのシステム・アプリの基本保存場所
使わないと出る支障起動不可・アプリ不具合・アップデート失敗など
固定されているアプリOffice・Adobe・セキュリティ系など
対策方法保存先変更・インストール先指定・移動ツール活用

Cドライブは、昔のフロッピーディスク時代の名残で“3番目の記憶装置”として始まったもの。
今ではパソコンの“心臓”として、静かに働いてくれています

「使いたくない!」という気持ちも、やさしく工夫すればちゃんと寄り添えるんですね。
阿久梨絵でした!

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