こんにちは、阿久梨絵です!
インターネットを使っていると、知らないうちにいろんな通信が行われています。
その中でも「DNS」や「DoH」という言葉、聞いたことありますか?
今回は、ノートンなどのセキュリティソフトに搭載されている「 DNS/DoHスキャン 」について、やさしく解説していきます。
DNSってなに?
DNS(Domain Name System)は、インターネットの“住所録”のようなもの。
たとえば「www.example.com」と入力すると、その裏側で「この住所はどのIPアドレス?」と調べてくれるのがDNSです。
でもこのDNS通信、実は暗号化されていないことが多く、盗聴や改ざんのリスクがあるんです。
DoHってなに?
DoH(DNS over HTTPS)は、DNS通信をHTTPS(暗号化された通信)で行う技術です。
・通信内容が暗号化される
・第三者に見られにくくなる
・プライバシーが守られる
最近のブラウザ(ChromeやFirefoxなど)では、DoHが標準で使われることも増えてきました。
DNS/DoHスキャンって?
ここからが本題です。
セキュリティソフトの「DNS/DoHスキャン」は、通常のDNS通信だけでなく、暗号化されたDoH通信もチェックする機能です。
なぜ必要なの?
DoHは暗号化されているぶん、セキュリティソフトから見えにくくなるという問題があります。
つまり、マルウェアがDoHを使ってこっそり通信しても、気づかれにくいのです。
そこで、DNS/DoHスキャン機能があれば
・DoH通信の中身も安全かチェック
・怪しいドメインへのアクセスをブロック
・通信のふるまいを監視して異常を検知
…といったかたちで、見えないところまでしっかり守ってくれるんです。
どんな人におすすめ?
・公共Wi-Fiをよく使う方
・最新ブラウザでネットを楽しむ方
・セキュリティに敏感な方
・「見えない脅威」に備えたい方
DoHは便利で安全な技術ですが、その裏に潜むリスクにも目を向けることが大切です。
まとめ
DNS/DoHスキャン は、インターネットの“見えない通信”までしっかり見守ってくれる、かしこいセキュリティ機能。
ノートンなどのセキュリティソフトに搭載されていることで、安心感がぐっと高まります。
「なんとなく不安…」という方は、セキュリティ設定を見直してみるのもおすすめです。
阿久梨絵でした!
