こんにちは、阿久梨絵です!
EXCEL で資料を作るとき、つい「とりあえず表にして並べる」こと、ありませんか?
でも、見やすい資料かどうかは、行列の幅やフォントの使い方で決まることが多いんです。
今回は、“見やすさ”を意識した EXCEL 資料の設計ポイントを、初心者にも分かりやすく整理します。
行列の幅は“内容に合わせて”整える
基本の目安
| 内容 | 列幅の目安 | 備考 |
|---|---|---|
| 数字(3〜4桁) | 8〜10 | 桁数に合わせて調整 |
| 日付 | 12〜15 | 表記形式により調整(例:2025/07/23) |
| 短いテキスト(部署名など) | 15〜20 | 省略せずに表示できる幅 |
| 長めの説明文 | 30〜40 | 折り返し設定も検討 |
ポイント:列幅は「見切れない」「詰まりすぎない」が基本。
行の高さは、フォントサイズ+余白感覚で20〜25程度が見やすい。
フォントサイズは“読みやすさ”優先で
推奨サイズ
| 用途 | サイズ | 備考 |
|---|---|---|
| 本文 | 10.5〜11pt | 標準的で読みやすい |
| 見出し | 12〜14pt | 強調したい部分に使う |
| 備考・注釈 | 9pt前後 | 小さくても読める範囲で |
ポイント:サイズを変えるときは、2pt以上の差をつけると視認性が上がる。
見出しの装飾は“役割”で使い分ける
太字・斜体・色の使い方
| 装飾 | 使うべき? | 理由 |
|---|---|---|
| 太字 | ✅ 使う | 見出しや強調に有効。本文には使いすぎない |
| 斜体 | ⚠️ 控えめに | 読みにくくなることも。注釈や引用に限定 |
| 色文字 | ✅ 使ってOK | ただし2色以内に抑えると上品に見える |
おすすめ
・見出しは「太字+少し大きめ+背景色(淡いグレーやブルー)」が見やすい
・色で逃げるより、構造で伝える方が信頼感がある
補足:資料は“読む人の目線”で設計する
EXCELは、ただの表計算ソフトではなく、情報を“見せる”ための設計ツールです。
だからこそ、行列の幅・フォント・装飾は、“読みやすさ”を最優先に整えることが大切。
まとめ
・行列の幅は「内容に合わせて」
・フォントサイズは「読みやすさ優先」
・見出しは「太字+構造」で整理
・色は「補助的に使う」ことで、上品に仕上がる
資料は、“伝える”より“伝わる”が大事。
そのための設計は、ほんの少しの工夫で変わります。
阿久梨絵でした!
