こんにちは、阿久梨絵です!
PowerPoint でプレゼン資料を作っていて、つい文字を詰め込みすぎてしまう。
「全部説明したい」「抜け漏れが怖い」──その気持ち、すごくよく分かります。
でも、文字だらけのスライドは、見た瞬間に“読む気が失せる”のも事実。
プレゼンの場では、伝えることより“伝わること”が大切です。
今回は、文字が多すぎるスライドを“伝わる資料”に変える3つの工夫を紹介します。
工夫①:1スライド1メッセージに絞る
・スライドに複数の主張があると、聞き手の理解が分散してしまう。
・1枚に1つのメッセージを載せることで、記憶に残りやすくなる。
・例:「この機能は、作業時間を30%短縮します」だけで1枚にする。
ポイント:伝えたいことを“削る”のではなく“分ける”。
工夫②:文章を「図解」や「箇条書き」に変える
・長文は、読まれない・理解されない・残らない。
・文章を「3つのポイント」や「流れ図」に変えるだけで、視覚的に伝わる。
・例:「このサービスの特徴は、①簡単 ②速い ③安い」
ポイント:文字を減らすより、“構造化”する。
工夫③:話す内容は“口で補う”と割り切る
・スライドは「話すための補助資料」。すべてを載せる必要はない。
・話す内容は、口頭で補足する前提で設計すると、スライドがすっきりする。
・例:スライドには「課題:作業時間の長さ」だけ書き、詳細は話す。
ポイント:「全部書く=親切」ではなく、「聞き手が理解できる」が正解。
補足:伝えるより“伝わる”を意識する
スライドは、情報を詰め込む場所ではなく、伝えるための“舞台装置”です。
文字が多すぎると、舞台が崩れてしまう。
でも、少しの工夫で、聞き手の理解と記憶に残る資料に変えられます。
まとめ
PowerPoint は、伝えたいことを整理するツール。
だからこそ、削ること=伝える力を高めることでもあります。
「文字が多すぎる」と感じたら、それは“伝えたい気持ちが強い証拠”。
その気持ちを、伝わる形に整えることが、プレゼン成功の鍵です。
阿久梨絵でした!
