こんにちは、阿久梨絵です!
「新しい技術、どんどん出てくるけど、どれを選べばいいの?」
「このライブラリ、使ってもすぐ廃れないかな…?」
そんな不安を感じたこと、ありませんか?
今回は、技術選定やコンテンツ発信に役立つ「 リンディ効果 」という考え方をご紹介します。
“長く続いているものは、さらに長く続く”——この法則が、あなたの選択を後押ししてくれるかもしれません。
リンディ効果とは?
「あるものが長く存続しているほど、それは今後も長く存続する可能性が高い」
もともとはニューヨークの「リンディ・デリ」で語られたショービジネスの経験則。
長く続いている舞台や番組は、今後も続く可能性が高い——という観察から生まれました。
この考え方は、技術・書籍・文化・習慣など、時間に耐えてきたもの全般に応用できます。
なぜ“長寿”が信頼につながるの?
・多くの人に使われてきた実績がある
・問題点がすでに洗い出され、改善されている
・ドキュメントや事例が豊富で、学びやすい
・コミュニティが成熟していて、困ったときに助けが得られる
つまり、“長く続いている”という事実そのものが、品質や信頼性の証になるのです。
技術選定におけるリンディ効果の活用例
| 選定対象 | 長寿の例 | リンディ的メリット |
|---|---|---|
| プログラミング言語 | Python・JavaScript | 学習リソースが豊富、安定した進化 |
| ライブラリ | jQuery・React | 実績多数、トラブル事例も蓄積済み |
| フレームワーク | WordPress・Rails | コミュニティが強く、情報が多い |
| デザイン原則 | グリッドレイアウト・KISS原則 | 時代を超えて使われ続けている |
“新しさ”とどう付き合う?
もちろん、新しい技術にも魅力はあります。
ただし、リンディ効果を意識することで「どれを試すか」「どれを軸にするか」の判断がしやすくなります。
新技術は“補助”として使う
・メインは安定した技術で、新しいものは実験的に導入するスタイルが安心。
“長寿×新しさ”の組み合わせを探す
・例:Python(長寿)+Streamlit(新しめ)など、ベースは信頼性重視で。
まとめ
リンディ効果 は、「時間が選んだ信頼性」とも言えます。
流行に流されすぎず、長く使われてきたものに目を向けることで、技術選定も情報発信も“安心感”が生まれます。
あなたの選択が、未来の“定番”になるかもしれません。
阿久梨絵でした!
