こんにちは、阿久梨絵です！
「自宅のルーターに割り当てられている グローバルIP アドレスって、ずっと同じなの？」
「固定IPって契約しないとダメ？」
そんな疑問を持ったことはありませんか？
今回は、グローバルIPアドレスの固定・動的の違いと、ルーターとの関係について、初心者にもわかりやすく解説します。
グローバルIPアドレスとは？
グローバルIPアドレスは、インターネット上で機器を識別するための“住所”のようなもの。
ルーターやサーバーなどがインターネットに接続する際に、プロバイダ（ISP）から割り当てられます。
固定IPと動的IPの違い
| 種類 | 特徴 | 利用例 |
|---|---|---|
| 固定IPアドレス | 常に同じIPが割り当てられる | 自宅サーバー、VPN、監視カメラなど |
| 動的IPアドレス | 接続のたびにIPが変わる可能性がある | 一般的な家庭用インターネット |
多くの家庭用インターネット契約では、動的IPアドレスが標準です。
つまり、ルーターの再起動や回線の再接続でIPが変わることがあります。
ルーターとIPアドレスの関係
・ ルーターは、プロバイダから割り当てられたグローバルIPアドレスを受け取り、LAN内の機器にプライベートIPを振り分けます（NAT機能）。
・ 固定IPを使いたい場合は、プロバイダとの契約で「固定IPオプション」を申し込む必要があります。
・ 一部のルーターでは、手動で固定IPを設定する機能がありますが、これはLAN内の話であり、グローバルIPには影響しません。
固定IPが必要になるケース
・ 自宅サーバーを外部公開したい
・ VPN接続で拠点間通信をしたい
・ WebカメラやIoT機器を遠隔監視したい
・ クラウドサービスのIP制限を使いたい
これらの用途では、IPが変わると接続できなくなるため、固定IPが必須です。
まとめ
グローバルIP アドレスは、通常は動的（変わる）ですが、
プロバイダとの契約次第で固定にすることも可能です。
ルーターの設定だけでは固定化できないため、
「外部から安定してアクセスしたい」「VPNを構築したい」といった場合は、固定IPオプションの契約が必要です。
阿久梨絵でした！
