こんにちは、阿久梨絵です!
毎月手作業で請求書を作っていませんか?顧客名・金額・日付・品目を1件ずつ入力するだけでも、意外と時間がかかるもの。
そんな“地味に面倒”な作業を救ってくれるのが── VBA による自動生成ツールです。
今回はExcelで請求書を自動作成するための基本構造と使い方を、初心者向けにわかりやすく解説します!
仕組みの全体像:何を自動化するの?
| 作業 | 自動化内容 |
|---|---|
| 顧客情報の入力 | 顧客データからVLOOKUPで読み取り |
| 請求品目の反映 | 品目一覧+単価で自動展開 |
| 請求書のレイアウト生成 | VBAで別シートにフォーマット転記 |
| PDF保存 | 請求書PDFとして出力&保存処理 |
| ファイル名・保存先指定 | 顧客名+日付で自動命名&整理 |
必要な構成ファイル
・顧客リスト(ID、企業名、住所、メールなど)
・商品マスター(品目名、単価、税区分など)
・請求データ(誰に・何を・何件分)
・請求書テンプレート(レイアウトを整えたフォーマット)
・VBAモジュール(処理指令を記述)
VBAコードで何ができる?
vba
Sub GenerateInvoice()
Dim customerName As String
customerName = Range(“B2”).Value
Sheets(“テンプレート”).Copy After:=Sheets(Sheets.Count)
ActiveSheet.Name = “請求書_” & customerName
‘ 顧客情報の転記処理
‘ 品目ごとの自動展開処理
‘ 合計金額計算
‘ PDF保存処理(Application.ExportAsFixedFormat)
End Sub
このように、数行書くだけでも「コピー → 顧客名挿入 → 合計計算 → 保存」まで一気に実行できます!
よくある疑問&注意点
| 質問 | 回答 |
|---|---|
| VBAってセキュリティ的に大丈夫? | マクロ有効ブックを使えばOK。信頼できる環境で使用を |
| 初心者でも書ける? | 基本構文+コピペでほぼ可能。まずは動くコードで理解を |
| PDFに変換できる? | ExportAsFixedFormat を使えば一瞬でできる |
| 自社の請求書に合わせたい | テンプレートを整えればレイアウト自由自在! |
まとめ
請求書作成に限らず、
定型業務の自動化は「Excel×VBA 」が最短ルート。
ちょっとハードル高そうでも、実は“最初の1歩”で感動するくらい便利さを体感できます。
まずはサンプルで遊んでみて、日々の業務に取り入れてみませんか?
阿久梨絵でした!
