こんにちは、阿久梨絵です!
「アクセスはあるのに、なぜか読まれていない…」
「スクロールされず離脱されている…」
そんな経験、ありませんか?
特にスマホでの閲覧が主流になった今、“読まれない構造”になっている記事は意外と多いんです。
この記事では、スマホユーザーに届かない原因とその改善策を「よくあるパターン別」に整理してみました。
読まれない記事にありがちな5つの共通点
1. 【冒頭が長すぎる】“何が書かれているか”がわからない
スマホ画面では、ファーストビューに入る情報が極端に少ない。
にもかかわらず「前置き」「背景説明」から始めてしまうと…
読者「それ、いま知りたいことじゃないです」
対策
・最初の3行で「この記事の価値」がわかる構成に。結論 or 要点を先に提示!
2. 【見出しが機能していない】流し読みができない構造
スマホでは「全文をじっくり読む」より、「自分が知りたい情報にジャンプ」する読者が多い。
にもかかわらず、
・小見出しがなかったり
・すべて本文と同じ装飾だったり
・曖昧なセリフ口調だけだったり
…すると流し読みできず離脱に直結します。
対策
・H2・H3の使い分け
・内容が一目でわかるよう、見出しにキーワードを入れる
・スクロール時の“視認性の強さ”を意識する
3. 【1文が長い/改行が少ない】読むのがしんどい
パソコンでは「ちょっと長めの文章」もスマホで見ると窮屈に映ります。
・主語と述語が遠すぎる
・3行以上続く段落が連続している
・改行がないため圧迫感がある
対策
・1文=60文字以内を意識
・改行は“画面の呼吸”と捉えて、意識的に空白をつくる
・箇条書きを活用し「視線の休憩所」を設ける
4. 【余白・フォントサイズが最適化されていない】
PCと同じデザインをスマホに流用している場合、以下のようなUX劣化が起こります。
・フォントが小さくて読みにくい
・行間が詰まりすぎて読み飛ばされる
・ボタンやリンクが押しづらい
対策
・フォントサイズは16px以上(目安)
・行間はフォントの1.6〜1.8倍が理想
・タップ可能エリアを十分に確保(40px四方以上)
5. 【「誰に向けて書いているか」が途中まで見えない】
「自分に関係なさそう」と思われた瞬間、スマホでは即離脱されます。
たとえば、「この方法は初心者でもできる」と書かれているのが記事の後半だったら…
読者は、そこにたどり着かず離脱してしまいます。
対策
・「この記事は誰向けか」「読むと何が得られるか」を冒頭で明示
・導入文に「あなたはこういうことで困ってませんか?」と問いかけてもOK
まとめ
スマホ で読まれない記事は、コンテンツが悪いのではありません。
“読まれ方”に最適化されていないだけのケースがほとんどです。
・結論を先に
・流し読みしやすい構造に
・読み疲れしないテキスト設計
・モバイルレイアウトの意識
・「誰に何を伝えるか」を早く届ける
この5点を整えるだけで、“あ、これは読める”と感じてもらえる確率は格段に上がります。
「書く」だけではなく、「読まれる形」にまで目を向けること。
それが、ブログが“読まれるメディア”になるための第一歩です。
阿久梨絵でした!
