公式非対応でも突破できる! Windows 11インストール手順まとめ

こんにちは、阿久梨絵です!
本記事の手順はMicrosoftの公式サポート対象外です。実行は自己責任でお願いします。

このPCは Windows 11に対応していません」──そう表示されて、がっかりしたことはありませんか?
TPM 2.0やセキュアブートなど、公式要件を満たしていないPCでも、実はWindows 11をインストールする方法があります。

今回は、Rufusを使った“要件スキップUSB”の作成方法を詳しく解説します。

準備

USBメモリ 容量8GB以上
インストールパソコンは、ネット接続ができること
データのフルバックアップをとることをお勧めします
・パソコンに余裕がある場合、使用頻度の低いパソコンで、動作検証する方法をお勧めします。

ステップ1:Rufusをダウンロード

まずは公式サイトからRufusを入手します。[https://rufus.ie/]

1.Rufus画面で「ダウンロード」-「最新リリース」でrufus-4.9.exe選択します。
 ※rufus-4.9.exe(※2025年8月時点の最新版)を選択

ステップ2:Windows 11のISOを用意

Microsoft公式サイトからWindows 11のISOファイルをダウンロードしておきましょう。

このダウンロード時、公式にインストールが可能なパソコンでない場合、エラーが出ました
Windows11パソコンで以下のダウンロード作業を実施したところ、問題なくダウンロードできたので非対応PCではISOダウンロードがブロックされる場合があります対応PCでの取得を推奨します。

1.Windows 11のISOファイルのダウンロードページを表示します。
https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows11

2.「x64デバイス用Windows11ディスク イメージ(ISO)をダウンロードする」でWindows11(x64デバイス用のマルチエディション ISO)を選択して「今すぐダウンロード」を押します。

3.「製品の言語の選択」で「日本語」を選択して「確認」を押します。

4.「64ビット ダウンロード」を押します。

ステップ3:RufusでUSBを作成

1.Rufusを起動します。

2.「オンラインで行われるアップデートの自動確認機能を有効にしますか?」で「はい」or「いいえ」で進めてください。今回「いいえ」で進めました。

3.Rufus画面が起動されるので、「選択」を押してダウンロードした「Windows 11のISOファイル」を指定します。

4.「ブートの種類」で「Win11_24H2_Japanese_x64.iso」が表示されることを確認して「スタート」を押します。

5.「Windowsユーザーエクスペリエンス」で以下の2項目にチェックが入っていることを確認してOKを押します。
4GB以上のRAM、セキュアブート及びTPM2.0の要件を削除
オンラインアカウントの要件を削除

6.「警告:デバイス・・・・データは消去されます。」で、確認後「OK」を押します。

7.状態で「パーティション削除中」が表示されるのを確認します。

ステップ4:USBからPCを起動

1.USBメモリーの中を確認して「setup」をダブルクリックします。

2.「準備中」が表示されます。

3.「Windows 11のインストール」画面で「次へ」を押します。

4.「更新プログラムをダウンロードしています」が表示されます。

5.「適用される通知とライセンス条項」で「同意する」を押します。

6.「更新プログラムをダウンロードしています」が表示されます。

7.「次の作業が必要です」で「承諾する」を押します。

8.「インストール準備完了」で「インストール」を押します。

9.「Windows 11 をインストールしています」が表示されます。
低い性能の古いパソコンで2.5~3時間程度。

10.インストール後、「システム」-「ライセンス認証画面」で状態を確認します。

この方法なら、TPMやセキュアブートがなくてもインストール可能です。

注意点

公式サポート対象外になる可能性があります
今後のアップデートで制限がかかる可能性も
データのバックアップは必ず事前に!

まとめ

Windows 11の要件に引っかかっても、Rufusを使えば突破口はあります。
ただし、自己責任での運用になるため、バックアップと情報収集は必須になります
“非対応”と表示されても諦めない。Rufusを使えば、あなたのPCはまだ現役で戦えますそんなあなたに、この方法が役立ちますように。
阿久梨絵でした!
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2025.9.18追記
空き領域がない場合、以下の画面が表示されました。
空き領域を確保できるUSBや外付けDiskなど接続することで、処理を継続できました。

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