こんにちは、阿久梨絵です！
Windows 10しか使えないPC。
TPM 2.0なし、セキュアブート非対応、CPU要件未満。
Microsoftの公式アップグレードは門前払い。
でも、それでもWindows 11を使いたいなら、選択肢はあります。
なぜインストールできないのか？
Windows 11には、以下のような厳しいハードウェア要件があります。
・TPM 2.0（セキュリティチップ）
・セキュアブート対応
・UEFI BIOS
・対応CPU（Intel第8世代以降など）
これらが揃っていないと、インストール時に「このPCではWindows 11を実行できません」と表示され、先に進めません。
非公式手段でWindows 11を起動する方法
注意：以下の方法は自己責任でお願いします。Microsoftのサポート対象外です。
方法①：Rufusで「要件スキップUSB」を作成
1. [Rufus](https://rufus.ie/)を使って、Windows 11のインストールUSBを作成
2. 「TPM・セキュアブートのチェックをスキップ」オプションを選択
3. USBからPCを起動し、インストールを開始
この方法なら、TPMやセキュアブートがなくてもインストール可能です。
関連記事：公式非対応でも突破できる！ Windows 11インストール手順まとめ
方法②：レジストリ改変でバイパス
1. Windows 11インストール中に「Shift + F10」でコマンドプロンプトを開く
2. 以下のコマンドでレジストリを編集
reg add HKLM\SYSTEM\Setup\LabConfig /v BypassTPMCheck /t REG_DWORD /d 1
reg add HKLM\SYSTEM\Setup\LabConfig /v BypassSecureBootCheck /t REG_DWORD /d 1
3. インストールを続行
方法③：仮想環境でWindows 11を使う
・VMwareやVirtualBoxを使って、仮想マシン上にWindows 11を構築
・ホストOSはWindows 10のままでもOK
これは物理的制限を回避する手段ですが、動作はやや重くなります。
実際に使える？注意点は？
・アップデートは可能：非公式インストールでも、Windows Updateは基本的に動作します
・安定性は保証されない：ドライバーや互換性に問題が出る可能性あり
・Microsoftアカウント必須：最近のバージョンではローカルアカウントが使えない場合も
まとめ
Windows 11のインストール要件は厳しい。
でも、技術的に不可能ではない。
あなたのPCが「Windows 10しか使えない」と言われても、工夫次第で「Windows 11を起動できるPC」に変えられる。
弊社では、こうした“制限の突破”も、わかりやすく、実用的に伝えていきます。
「できない」を「できる」に変えるのが、テクニカル・コミュニケーションの本質です。
阿久梨絵でした！
