こんにちは、阿久梨絵です。
GoogleアナリティクスやSearch Consoleを見ていて、
・「 エンゲージメント 件数ってなんだろう…」
・「この数字が“良い”って、どう判断すればいいの?」
・「改善って言われても、どこから手をつければ?」
と思ったことはありませんか?
この記事では、「ユーザーエンゲージメント」という言葉の正体と、数字の読み方・改善の考え方をわかりやすくまとめます。マーケ・広報・制作など、役職問わずチェックしておくと便利な基本知識です。
「ユーザーエンゲージメント」とは?
=ユーザーが「どれくらいサイトやコンテンツと関わったか」の指標。
例えば
・ページを長く読んだ
・何かしらボタンをクリックした
・スクロールやページ遷移をした
・動画を再生した
・お問い合わせやCVに至った など
単なる「アクセス(PV)」や「セッション数」では測れない、“行動の濃度”を測るものです。
「エンゲージメント件数」ってどういう意味?
Googleアナリティクス(GA4)でいう「エンゲージメント件数(Engaged sessions)」は、たとえば次のような条件を満たした訪問をカウントしています。
・ページ滞在時間が10秒以上
・2ページ以上閲覧した
・何らかのコンバージョンイベントを実行した
つまり、ただ来て帰った人ではなく、「何かしら行動した人の回数」ということです。
「エンゲージメントがいい」とは、何が良いのか?
エンゲージメント件数や平均エンゲージメント時間が多いほど、
・ユーザーが内容に関心を持った
・情報の伝達が成功している
・滞在時間が長く、離脱率が低い
・次のアクション(お問い合わせ/購入)につながりやすい状態
ということになります。
運営者にとっては「認知から信頼への第一歩」と言っても過言ではありません。
エンゲージメントを高めるには?基本の考え方3つ
① コンテンツ内容の“構造”を見直す
・結論を先に書く
・目次/小見出しを入れる
・スマホで読みやすい改行・段落に
読む“気力”がなくなるUIや構成になっていないか、まずチェック。
② 「次にとる行動」を自然に提示する
・関連記事の提示
・CTA(資料DL/問い合わせ)を目立つ場所に
・“読んで終わり”にならない流れを設計
せっかく読まれても、次の行動が設計されていなければ離脱されます。
③ ユーザーの“検索意図”に寄り添う
・記事タイトルと中身にズレがないか?
・「共感→学び→行動」のストーリーがあるか?
“とりあえず読まれる”ではなく、“読んで納得し、動きたくなる”構成へ。
まとめ
エンゲージメント は、ただの“クリック数”や“PV”ではなく、
ユーザーがどれくらい熱量を持って向き合ってくれたかを見るための指標です。
だからこそ、運営者は
・読者が“なぜ”この記事を開いたか?
・読んだ後“どうなっていてほしいか”?
・その“体験”が設計されているか?
を考えながら、コンテンツを育てていく必要があります。
数字はあくまで「サイン」。
その先の“人の温度”を読み解くことが、 エンゲージメント 改善の第一歩です。
阿久梨絵でした!
