Pantherフォルダーってなに? Windows パソコンの“ひみつの記録部屋”をやさしく解説

こんにちは、阿久梨絵です!
Windows パソコンの「C:\Windows」フォルダーを開いてみると、見慣れない名前のフォルダーがずらり。その中に「Panther(パンサー)」というフォルダーを見つけて、「これって何?削除してもいいの?」と不安になった方もいるかもしれません。

今回はそんな「Panther」フォルダーについて解説します。

Pantherフォルダーとは?

「Panther」は、Windowsのセットアップやアップグレード時に使われるログファイルが保存されるフォルダーです。
つまり、Windowsがインストールされたときの“記録”を残しておく場所なんです。

このフォルダーは、以下のようなタイミングで作られます。

Windowsの新規インストール
Windowsのアップグレード(例:Windows 10 → Windows 11)
初回起動時の構成処理

中には、エラーや設定の履歴などが記録されたファイルが入っていて、トラブル時の原因調査に役立つこともあります。

削除しても大丈夫?

基本的には、Windowsのインストールやアップグレードが無事に終わっていて、今後ロールバック(元に戻す)する予定がない場合は削除しても問題ありません

ただし、削除する際は以下の方法がおすすめです。

安全な削除方法

1. ディスククリーンアップを使う

2. Windowsの「設定」→「ストレージ」→「一時ファイル」から削除

通常の右クリック→削除ではなく、Windowsが推奨する方法で行うことで、より安全にクリーンアップできます。

Pantherって名前の由来は?

実は「Panther」という名前に特別な意味はなく、Microsoftが内部的に使っているコードネームのようなもの。
でも、ちょっとかっこいいですよね。まるでパソコンの中に潜む“黒豹”のような存在…。

まとめ

Pantherフォルダーは、Windowsのセットアップログを保存する場所
インストールが完了していれば、削除してもOK
削除は「ディスククリーンアップ」や「設定」からが安心
名前はちょっとミステリアスだけど、怪しいものではありません

パソコンの中にも、こうした“記録部屋”があるんですね。
気づいたときに、そっと整理してあげると、パソコンもきっと軽やかに動いてくれるはずです
阿久梨絵でした!

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