こんにちは、阿久梨絵です!
今回は、ちょっと不思議な現象についてご紹介します。
「 Google AdSenseの振込元がドイツ銀行だった」
「Appleのアプリ売上が、Deutsche Bankから入金された」
そんな経験、ありませんか?
弊社でも、 Google やAppleからの売上が、なぜか“ドイツ銀行”名義で振り込まれることがあります。
「えっ、なんでドイツ銀行?」
「 Google ってアメリカの会社じゃないの?」
そんな疑問に、やさしくお答えします。
実は“振込代行”の仕組みなんです
GoogleやAppleのようなグローバル企業は、世界中のパートナーや開発者に支払いを行う必要があります。
その際、自社で直接すべての国に送金するのではなく、提携している銀行を通じて支払いを代行しているんです。
その代表的な銀行のひとつが、Deutsche Bank(ドイツ銀行)。
ヨーロッパを拠点に、国際送金のインフラを持つ大手銀行です。
なぜドイツ銀行が選ばれているの?
・国際送金に強い:多通貨対応・各国の銀行ネットワークに精通
・企業との提携実績が豊富:AppleやGoogleなどの大手企業と長年の取引がある
・為替レートや手数料の最適化:大量の送金を扱うため、コスト面でも有利
つまり、GoogleやAppleが「世界中にスムーズに支払うための“仲介役”」として、ドイツ銀行を利用しているというわけです。
振込元が違っても、支払い元はGoogleやApple
振込通知や通帳に「Deutsche Bank」や「DBT」と記載されていても、
実際の支払い元はGoogle LLCやApple Distribution Internationalなど、本体の企業名で明記されていることがほとんどです。
安心して受け取って大丈夫です。
まとめ
「ドイツ銀行から振り込まれる」という現象は、
Google やAppleが世界中のパートナーに効率よく支払うための仕組みによるもの。
ちょっとした違和感も、しくみを知れば安心に変わります。
これからも、安心感のあるIT情報をお届けしていきますね。
阿久梨絵でした!
