こんにちは、阿久梨絵です!
ルーターを再起動しても、機器を減らしても、改善しない。
そんなとき、原因が“ インフラ ”にある可能性があります。
たとえば——
・地域の回線が混雑している
・プロバイダーが速度制限している
・建物の配線が古い
・IPv6未対応の環境
こうしたユーザー側では直接変えられない要因があると、何をしても限界があります。
でも、だからといって「何もできない」わけではありません。
この記事では、インフラが原因と仮定したうえで、ユーザーが“できるだけ安く”できる対処法を紹介します。
1. 通信が集中する時間帯を避ける(無料)
夜間や休日など、多くの人がネットを使う時間帯は回線が混雑しがちです。
可能なら、動画の視聴や大きなファイルのダウンロードは早朝や昼間など空いている時間にずらすのが効果的。
特にマンションタイプの回線では、同じ建物の利用者が多いと影響を受けやすいです。
2. IPv6対応の設定を確認する(無料)
インフラがIPv6に対応していても、ルーターや契約がIPv4のままだと恩恵を受けられません。
プロバイダーの管理画面やルーターの設定で、IPv6が有効になっているか確認してみましょう。
IPv6は混雑しにくく、速度が安定しやすいです。
対応しているのに使っていないのは、もったいない!
3. プロバイダーの速度制限をチェック(無料)
一部のプロバイダーでは、一定の通信量を超えると速度制限がかかることがあります。
契約内容や利用状況を確認して、制限がかかっていないかチェックしましょう。
特に動画視聴やクラウド同期が多い人は、知らずに制限を超えていることも。
4. 有線接続に切り替える(0円〜数百円)
インフラが弱いときほど、Wi-Fiの不安定さが目立ちます。
LANケーブルで直接接続することで、少しでも安定した通信を確保できます。
ケーブルがなければ数百円で購入可能。
Cat6以上のものを選ぶと安心です。
5. 中継機器やルーターの設置場所を見直す(無料)
電波の届き方が悪いと、インフラの弱さがさらに強調されてしまいます。
ルーターや中継機器は、できるだけ部屋の中央・高い位置・障害物の少ない場所に設置しましょう。
電波干渉を減らすことで、少しでも快適に。
6. プロバイダーのプラン変更(数千円〜)
同じプロバイダーでも、プランによって通信速度や優先度が違うことがあります。
「ライトプラン」や「ベストエフォート型」から、速度保証のあるプランに変更することで改善する可能性があります。
月額数百円〜数千円の差で、体感速度が大きく変わることも。
7. プロバイダーや回線の乗り換え(数千円〜)
最終手段ですが、根本的にインフラが弱い場合は、乗り換えが最も効果的です。
光回線でも「フレッツ系」「独自系」「CATV系」など種類があり、地域によって速度に差があります。
乗り換えには費用がかかりますが、キャンペーンで実質無料になることも。
口コミや地域の評判を調べてから検討しましょう。
まとめ
ネットが遅いと感じたとき、原因が インフラ にあるとわかっても、諦める必要はありません。
時間帯の工夫、設定の見直し、接続方法の変更など、ユーザー側でできることは意外と多いんです。
「何をしても遅い…」と感じたら、この記事を参考に、まずは無料でできることから試してみてください。
それでも改善しないときは、プラン変更や乗り換えも視野に入れて、快適なネット環境を手に入れましょう。
阿久梨絵でした!
