こんにちは、阿久梨絵です!
Windows パソコンでCドライブを開くと、「Users」フォルダが「ユーザー」と表示されることがありますよね。
でも、コマンドプロンプトや一部のアプリでは「Users」として認識されている…。
「どっちが本物?」
「なんで名前が違うのに同じ場所に行けるの?」
そんな疑問に、やさしくお答えします。
実は「名前の翻訳」がされているだけ
Windowsでは、一部のフォルダに“表示名”と“実際の名前”が分かれていることがあります。
・実際のフォルダ名:C:\Users(英語名)
・表示名:エクスプローラー上では「ユーザー」と翻訳されて見える
これは、「ローカライズ(多言語対応)」のしくみによるもの。
日本語環境では、ユーザーにわかりやすくするために「Users」を「ユーザー」と表示しているだけなんです。
どうしてアクセスできるの?
どちらの名前でもアクセスできる理由は、
・実際のフォルダ名は「Users」なので、コマンドやプログラムは「Users」で認識
・エクスプローラーでは「ユーザー」と表示されているだけなので、見た目が違っても同じ場所にアクセスしている
つまり、“見た目のラベル”が違うだけで、フォルダの住所は同じなんです。
他にもある!翻訳されるフォルダたち
| 実際の名前 | 表示名(日本語環境) |
|---|---|
| Users | ユーザー |
| Program Files | プログラム ファイル |
| Documents | ドキュメント |
| Pictures | ピクチャ |
これらは、desktop.iniという設定ファイルによって表示名が切り替えられています。
まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 「Users」 | 実際のフォルダ名(英語) |
| 「ユーザー」 | 表示名(日本語環境での見た目) |
| アクセスの違い | どちらも同じ場所にアクセスしている |
| 理由 | Windowsのローカライズ機能による“翻訳” |
このしくみは、世界中の人が同じ Windows を使えるようにするための工夫。
見た目はやさしく、でも中身はしっかり英語ベースで動いているんですね。
パソコンの中にも、言語の壁を越える“翻訳の魔法”がかかっていると思うと、ちょっと楽しくなりませんか?
阿久梨絵でした!
