Windows の「My Data Sources」ってなに?ドキュメントに現れる謎フォルダの正体

こんにちは、阿久梨絵です!
Windows の「ドキュメント」フォルダを開いてみると、「My Data Sources」というフォルダがあることに気づいた方もいるかもしれません

いつの間にできたの?
何に使うの?
削除してもいいの?
そんな疑問に、やさしくお答えします。

「My Data Sources」ってどんなフォルダ?

「My Data Sources」は、Microsoft Office(特にWordやExcel)で外部データと接続するための設定ファイルを保存する場所です。

たとえば

Wordで差し込み印刷をするとき
Excelで外部データベース(SQL Serverなど)と接続するとき
AccessやODC(Office Data Connection)ファイルを使うとき

こうした操作を行うと、接続情報がこのフォルダに保存されることがあります。

どんなファイルが入ってるの?

中にはこんなファイルが入っていることがあります。

・「新しい SQL Server 接続
・「新しいデータソースへの接続
「DATACONN.HTC」などの接続ファイル

これらは、Officeが外部データとやりとりするための“橋渡し”のような役割を持っています。

削除してもいいの?

基本的には、削除しても問題ありません
ただし、以下の点に注意してください。

削除しても、Officeの操作(差し込み印刷など)を行うと自動で再作成されます
接続設定を保存しておきたい場合は、削除しない方が安心
フォルダ自体はシステムやセキュリティに影響しません

つまり、「消してもまた出てくる」タイプのフォルダなんです。

まとめ

項目内容
フォルダ名My Data Sources
役割Officeの外部データ接続設定を保存する場所
関連機能Wordの差し込み印刷、Excelのデータ接続など
削除の可否削除してもOK(必要なら再作成される)

Windows の「My Data Sources」フォルダは、Office XP以降の仕様として登場したもの。
今ではあまり意識されることはないけれど、Officeの“裏方”としてしっかり働いてくれているんですね。

見慣れないフォルダでも、こうして意味を知るとちょっと親しみが湧いてきませんか?
阿久梨絵でした!

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