こんにちは、阿久梨絵です!
日々のウォーキングや通勤で「坂道を上ったのに、ヘルスケアアプリの階段カウントが増えていない…」と感じたことはありませんか?
実は、 iPhone が「階段を上った」と判定する仕組みには、坂道との明確な違いがあります。
この記事では、iPhoneの階段カウントの仕組みと、坂道との違いについてわかりやすく解説します。
iPhoneが階段をカウントする仕組み
iPhone(iPhone 6以降)には、以下のセンサーが搭載されています。
・加速度センサー:歩行時の上下動や動きのパターンを検出
・気圧センサー(バロメーター):高度の変化を感知
この2つのセンサーが連動して、「人が階段を上った」と判断したときに、ヘルスケアアプリに「階段を上った回数」が記録されます。
目安として、約3メートル(1階分)の高度上昇があると、1回としてカウントされます。
坂道ではなぜカウントされないのか?
坂道を上るときも高度は上がりますが、階段とは以下の点で異なります。
| 比較項目 | 階段 | 坂道 |
|---|---|---|
| 高度変化 | 急激(短距離で上昇) | 緩やか(長距離で上昇) |
| 歩行パターン | 上下動が大きい | 水平移動に近い |
| 加速度センサーの反応 | 階段特有のリズムを検出 | 通常の歩行と似ているため判定しづらい |
| カウントされるか | ✅ される | ❌ されないことが多い |
つまり、気圧センサーだけでは不十分で、加速度センサーが「階段らしい動き」を検出しないとカウントされないのです。
正確にカウントさせるためのコツ
・iPhoneをポケットや手に持つ:体の動きが伝わりやすくなる
・階段を意識して使う:エスカレーターや坂道ではなく、物理的な階段を選ぶ
・Apple Watchを併用する:より精度の高い記録が可能
まとめ
iPhone の階段カウントは、「高度の変化」+「階段特有の動き」の両方が揃って初めて記録されます。
坂道では高度は上がっても、動きが階段と異なるため、カウントされないことが多いのです。
日々の運動記録を正しく残すためにも、階段を意識して使う習慣を取り入れてみてはいかがでしょうか?
阿久梨絵でした!
