こんにちは、阿久梨絵です!
EXCEL で表を作って、「よし、完成!」と思って印刷したら──
列が切れてる。行が飛んでる。文字がはみ出してる。
…提出直前に、焦るあるあるですよね。
画面ではきれいなのに、印刷すると崩れる。
でもそれ、EXCELの“印刷のクセ”を知れば、すっきり直せます。
今回は、印刷時に表が崩れる原因と、印刷プレビューを使った整え方を紹介します。
原因①:印刷範囲が設定されていない
EXCELは、「どこまで印刷するか」を明示しないと、勝手に切り取ることがあります。
→ 表の一部が印刷されない、余白が不自然になるなどの原因に。
対処法
1. 表全体を選択
2. 「ページレイアウト」タブ →「印刷範囲の設定」
3. 必要に応じて「印刷範囲のクリア」で再設定
原因②:列幅・行高が印刷サイズに合っていない
画面ではスクロールできるけど、印刷では紙サイズに収める必要がある。
→ 列が右にはみ出して、2ページ目に分割されることも。
対処法
・「ページレイアウト」タブ →「幅:1ページ」「高さ:自動」に設定
・列幅を調整して、1ページに収まるように設計
原因③:改ページ位置が自動でズレている
EXCELは、印刷時に自動で改ページを入れるため、意図しない分割が起こる。
→ 表の途中で切れてしまうことも。
対処法
・「表示」タブ →「改ページプレビュー」で確認
・青い線をドラッグして、改ページ位置を手動で調整
原因④:印刷プレビューを使っていない
Ctrl+P」で印刷画面に入ると、実際の印刷イメージが確認できる。
→ ここでズレを見つけて、事前に修正できる。
おすすめ操作
・「ファイル」→「印刷」→「印刷プレビュー」
・表示された画面で、余白・ページ数・切れ方をチェック
補足:印刷プレビューは“提出前の鏡”
EXCELは、画面と印刷で見え方がまったく違うツールです。
だからこそ、印刷プレビューは「提出前の鏡」。
ここで確認するだけで、焦る時間をゼロにできます。
まとめ
EXCEL は、表を作るだけでなく、“見せ方”まで設計するツールです。
印刷時に崩れるのは、設計が紙サイズに合っていないだけ。
印刷範囲・列幅・改ページ・プレビュー──
この4つを整えるだけで、提出前の焦りはなくなります。
阿久梨絵でした!
