X(Twitter)の「 インプレッション数 」と「表示数」って何が違うの? ― 数値がズレる理由と、正しい読み解き方を解説!

こんにちは、阿久梨絵です!
X(Twitter)を運用していると、「 インプレッション数 」や「表示数」という言葉を目にします。
どちらも“見られた回数”のように思えますが、実は意味もカウント方法も微妙に違うのをご存じでしょうか?

さらに、「表示数は1,000なのに、アナリティクスではインプレッションが3,000?」といった数値のズレに戸惑うことも。

この記事では、インプレッション数と表示数の違いを明確にしながら、なぜ数値がズレるのか?を技術的・運用的な観点から解説します。

1. インプレッション数とは?

= ツイートがユーザーの画面に表示された回数

X(Twitter)における「インプレッション数(Impressions)」とは、
あなたの投稿が誰かのタイムラインや検索結果などに表示された回数を指します。

スクロールで一瞬でも画面に表示されればカウントされる
自分で見た回数も含まれる
タイムライン、検索結果、プロフィール一覧など、表示された場所は問わない

つまり、“目に触れるチャンスが何回あったか”を示す指標です。

2. 表示数とは?

= 投稿の下に出る「◯回表示」の数字(インプレッションとほぼ同義)

2022年末から、X(Twitter)では投稿の下に「◯回表示」と表示されるようになりました。
これは、その投稿のインプレッション数を可視化したものです。

ただし、以下のような違いがあることも

表示数は投稿単体のインプレッション
アナリティクスのインプレッションは広告やリポスト経由も含む
・表示数はリアルタイムに近いが、反映が遅れることもある

3. 数値がズレるのはなぜ?

表示場所による違い

投稿下の「表示数」はその投稿単体の表示回数
アナリティクスの「インプレッション数」は広告・リポスト・検索経由なども含む

集計タイミングのズレ

表示数はリアルタイムに近い
アナリティクスは数分〜数時間遅れて反映される

自分の閲覧もカウントされる

自分で何度も投稿を見返すと、インプレッション数は増える
ただし「表示数」には反映されないこともあり、差が出る原因

リポストや広告経由の表示

リポストされた投稿が他人のタイムラインに表示された場合、インプレッションには加算される
・でも「表示数」には元投稿の分しか反映されないことがある

4. 表示された=読まれた、ではない

インプレッション数(表示数)が多いと「たくさん読まれた!」と思いがちですが、実際に読まれたかどうかは別問題です。

クリックされたか?(リンククリック数)
反応されたか?(いいね・リポスト・リプライ)
プロフィールを見られたか?(プロフィールクリック数)

これらの“アクション”が伴って初めて、投稿が“届いた”と言えます。

まとめ

表示数と インプレッション数 は基本的に同じ意味
・でも、表示場所・集計タイミング・カウント対象の違いでズレが生じる
投稿分析では、クリック数やエンゲージメントと合わせて見ることが重要

「表示された」だけで満足せず伝わったかどうか”を測る視点を持つことが、SNS運用の質を高める第一歩です。
阿久梨絵でした!

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