こんにちは、阿久梨絵です!
WordPress でユーザー登録すると、自動で強固なパスワードが生成されます。
英数字+記号がランダムに並んだ、いかにも「安全そう」なやつ。
でも、ふと疑問に思ったんです。
これ、そのまま使ってる人っているの?
使ってるなら、コピペ運用だよね?
それって本当に“パスワード”として安全なの?
自動生成パスワードの例
WordPressが提案してくるパスワードは、こんな感じです。
f$9G@2!xL#rTz7WqP1dK
確かに強固。総当たり攻撃にも耐えられそう。
でも、覚えられる気がしない。つまり、コピペ前提の運用になります。
コピペ運用の落とし穴
「強固だから安心」と思っていても、保存方法が甘いと意味がないんです。
| 保存方法 | リスク |
|---|---|
| メモ帳に保存 | PC紛失・盗難で漏洩 |
| メールで送信 | 誤送信・盗み見 |
| スクショ保存 | 画像から抜き取られる可能性 |
| ブラウザ保存 | ブラウザ乗っ取り時に漏洩 |
つまり、「強固なパスワードを使ってるつもりが、運用がザル」ってこと、意外と多い。
覚えられる強固パスワードって作れる?
実は、意味のある単語を組み合わせるだけで、覚えやすくて安全なパスワードが作れます。
例
Kawa2024!Sakura#Web
・日本語の意味を持つ単語(Kawa=川、Sakura=桜)
・数字+記号で強度アップ
・自分だけのルールで作れば、覚えやすくて漏れにくい
パスワードマネージャーを使う選択肢も
どうしても覚えられないなら、パスワードマネージャーを使うのがベストです。
| ツール名 | 特徴 |
|---|---|
| Bitwarden | 無料でも高機能。クラウド保存OK |
| KeePass | ローカル保存型。オフラインで安心 |
| 1Password | 有料だがUIが使いやすく初心者向け |
これらを使えば、自動生成パスワードでも安全に運用可能です。
まとめ
WordPress の自動生成パスワードは、セキュリティの第一歩としては優秀。
でも、使い方や保存方法まで含めて考えないと、逆にリスクになることも。
「強固なパスワード=安全」ではなく、
「安全に使える強固なパスワード」が本当のゴール。
こんな人は要注意かも…
・自動生成されたパスワードをスクショ保存してる
・メールで送ってそのまま放置してる
・ブラウザ任せで管理してる
・「強そうだから安心」と思ってるだけ
パスワードは“使い方”まで含めて安全かどうかが決まります。
「そのまま使ってる人っているの?」という疑問から、運用の見直しにつながる記事になれば嬉しいです。
阿久梨絵でした!
