クリップボード履歴 :どこまで覚えてくれる?— コピー&ペーストの裏側をのぞいてみよう

こんにちは、阿久梨絵です!
さっきコピーしたあの文章、もう一度貼り付けたい…
そんなとき、あなたのPCはどこまで覚えていてくれるのでしょうか?
今回は、Windowsの クリップボード履歴 の仕組みと、どれくらいの情報を保持できるのかをわかりやすく解説します。

そもそもクリップボードって何?

クリップボードとは、コピー(Ctrl + C)や切り取り(Ctrl + X)をしたときに、一時的にデータを保存しておく場所のこと。
貼り付け(Ctrl + V)をすると、そこに保存されたデータが呼び出されます。

履歴機能をオンにするとどうなる?

Windows 10以降では、「クリップボードの履歴」機能をオンにすることで、過去にコピーしたデータを一覧から選んで貼り付けることができます。
この機能は、Windowsキー + V呼び出せます

保存できる履歴の数と容量は?

ここが本題です。Windowsのクリップボード履歴には以下の制限があります。

最大保存数:25個まで

26個目をコピーすると、古い順に自動で削除されます。

保存できるデータの種類:テキスト、HTML、画像(ビットマップ)など

→ ただし、1つあたり最大4MBまでの制限があります。

再起動すると履歴は消える

→ ただし「ピン留め」しておけば、再起動後も保持されます。

便利な使い方と注意点

ピン留め機能を活用しよう

よく使う定型文やURLはピン留めしておくと、いつでも呼び出せて便利です。

個人情報のコピーには注意

履歴に残るため、パスワードや機密情報をコピーした場合は、履歴をクリアするのが安心です。

履歴の削除も簡単

Windowsキー + V →「…」メニューから「削除」または「すべてクリア」で履歴を消せます

まとめ

クリップボード履歴 は、ちょっとした作業効率を大きく変えてくれる便利機能
ただし、保存数は25個まで、容量は1つあたり4MBまでという制限があることを覚えておきましょう。
うまく活用すれば、「あのコピー、もう一度…」というストレスから解放されるかもしれません。
阿久梨絵でした!

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