こんにちは、阿久梨絵です!
近年、行政手続きや税務処理などでよく耳にする「 マイナンバー 」と「法人番号」。
「どっちも番号でしょ?」「似たようなもの?」と思っている方、ちょっと待ってください!
この2つ、目的も使われ方もまったく違うんです。
今回はその違いを、分かりやすく整理してみましょう。
マイナンバーとは?
正式名称:個人番号
対象:日本に住民票があるすべての人(外国籍も含む)
・個人1人ひとりに割り当てられる12桁の番号
・主に「社会保障」「税」「災害対策」などの個人行政手続き用
・法律により厳重な管理が求められており、勝手に教えたり記載したりするとNG!
法人番号とは?
対象:法人(会社・団体など)と、一部の個人事業主
・法人に割り当てられる13桁の番号(個人事業主は12桁)
・主に法人の社会的な識別番号・行政手続きで使用
・公開情報として、誰でも調べられる!
国税庁の法人番号公表サイトから検索可能
請求書や取引先管理などにも活用される
比較表で違いをチェック!
| 項目 | マイナンバー | 法人番号 |
|---|---|---|
| 対象 | 個人(住民票保有者) | 法人・一部の個人事業主 |
| 桁数 | 12桁 | 13桁(または12桁) |
| 主な用途 | 税・社会保障・災害対応など | 法人の識別、行政申請、取引管理など |
| 情報の扱い | 非公開・厳重管理 | 公開・誰でも検索可能 |
| 利用制限 | 不必要に収集・利用不可 | 請求書や契約書に記載OK |
使い分けポイント
・マイナンバー → 個人に関わる手続きでのみ使用!社内業務でも慎重に取り扱うべき
・法人番号 → 企業間取引や契約書類にも安心して記載できる
まとめ
一見似ている「 マイナンバー 」と「法人番号」ですが、使う場面もルールも全く違うのがポイント。
「守るべき番号」と「活用すべき番号」、それぞれ正しく理解して扱うことで、日々の業務もぐっとスマートになります!
もし自分の業務でどちらかの番号を使う場面があるなら、ぜひこの違いを意識してみてくださいね。
阿久梨絵でした!
