こんにちは、阿久梨絵です！
Webサイトやアプリの話になると、よく出てくる言葉があります。
「 UX が大事」
「 UX を改善しよう」
「 UX デザインって、どうすればいいの？」
でも、ふと立ち止まってみると、こんな疑問が浮かびます。
「 UX って、そもそも何？」
「“使いやすさ”とは、どういうこと？」
UXとは「ユーザーエクスペリエンス」の略
UXとは、User Experience（ユーザー体験）の略語です。
つまり、使う人がサービスや製品を通して感じるすべての体験のこと。
・サイトが見やすいか
・操作が迷わずできるか
・情報がすぐに見つかるか
・使っていて心地よいか
・使ったあとに満足感が残るか
UXは、“使いやすさ”だけでなく、“使ってどう感じたか”までを含む広い概念です。
UIとの違いは？
よく混同されるのが「UI（ユーザーインターフェース）」。
| 用語 | 意味 | 例 |
|---|---|---|
| UI | 見た目や操作の仕組み | ボタンの配置、色、フォントなど |
| UX | 使ったときの体験全体 | 迷わず使えた、気持ちよかった、また使いたいと思った |
UIはUXの一部。
でもUXは、もっと広く、感覚や感情まで含む設計思想です。
UXは“静かな気配り”の集合体
UXは、目に見えないけれど、確かに感じるもの。
「このサイト、なんか心地いい」
「このアプリ、ストレスがない」
「この操作、自然にできた」
それは、誰かが“使う人の気持ち”を想像して設計した結果。
UXとは、静かな気配りの集合体なのです。
まとめ
UXとは、単なる機能やデザインではなく、
使う人がどう感じるかを大切にする設計の姿勢です。
ITが進化しても、
「使いやすい」よりも「使っていて心地いい」ことが、
人の記憶に残る体験になる。
UXを考えることは、技術と人間らしさの接点を見つめ直すことでもあるのです。
阿久梨絵でした！
