こんにちは、阿久梨絵です!
Word で文書を作っていて、なぜか文字がズレる。
「行間が変」「改行したのに位置が合わない」「印刷すると崩れる」──そんな経験、ありませんか?
見た目が整わないと、内容以前に“読む気が失せる”こともありますよね。
でもその原因、実はフォントと余白の“見えない関係”にあることが多いんです。
今回は、文字がズレる原因と、すっきり整えるための基本設定を紹介します。
原因①:フォントの種類による“文字幅の違い”
・Wordでは、フォントによって文字の幅や高さが微妙に違う。
・特に「MS 明朝」「MS ゴシック」「游ゴシック」などは、同じサイズでも見た目が変わる。
→ 文中でフォントが混在すると、行の高さや位置がズレる原因に。
対処法:文書全体でフォントを統一する。おすすめは「游ゴシック」か「メイリオ」。
原因②:段落の余白設定(前後の間隔)
・Wordでは、段落ごとに「段落前」「段落後」の余白が設定されている。
→ 改行しても、段落の余白が加算されてズレて見えることがある。
対処法
1. 段落を右クリック →「段落」選択
2. 「インデントと行間隔」タブで「段落前」「段落後」を0ptに設定
3. 行間は「固定値」または「1行」にすると安定
原因③:改行と段落の違い
・Wordでは、Shift+Enter(改行)とEnter(段落)で動作が違う。
→ 段落ごとに余白があると、Enterで改行するとズレることがある。
対処法
・単純な改行には「Shift+Enterを使う
・段落として分けたいときだけEnterを使う
補足:編集記号を表示すると“見えないズレ”が見える
・「ホーム」タブ →「編集記号の表示(¶)」をONにすると、改行・段落・スペースの違いが一目で分かる。
→ ズレの原因を視覚的に把握できるので、修正がスムーズになる。
まとめ
Word は、見た目以上に“裏側の設定”が影響するツールです。
文字がズレると感じたら、まずはフォント・余白・改行の違いを見直してみてください。
整った文書は、読む人の集中力を助けてくれる。
そして何より、作る側のストレスも減ります。
阿久梨絵でした!