こんにちは、阿久梨絵です!
「使っていない古い iPad 、何かに使えないかな…」
そんな方におすすめなのが、Macと組み合わせてサブディスプレイ化する方法です。
Apple純正の「Sidecar」や、サードパーティ製の「Duet Display」を使えば、古い iPad でもUX検証や画像生成のプレビュー用モニターとして再活用できます。
Sidecar vs Duet Display:どちらを使う?
機能 | Sidecar | Duet Display |
---|---|---|
対応OS | macOS Catalina以降 | macOS 10.9以降 / Windows 10以降 |
iPad対応 | iPadOS 13以降(第6世代以降) | iOS 10以降(iPad第4世代なども可) |
接続方式 | 無線・有線 | 有線(無料)/無線(有料) |
画質 | 高画質 | やや劣るが実用的 |
縦置き表示 | ❌ 不可 | ✅ 可能 |
安定性 | △(機種依存) | ○(有線接続で安定) |
価格 | 無料 | 有料(約¥1,800〜) |
実際の設定方法
Sidecar(Apple純正)
1. MacとiPadを同じApple IDでログイン
2. 両方のBluetooth・Wi-Fi・Handoffを有効に
3. Macの「システム設定」→「ディスプレイ」→「ディスプレイを追加」からiPadを選択
4. 自動的にサブディスプレイとして認識される
※iPad mini 4やiPad Air 2などは非対応
Duet Display(サードパーティ)
1. Mac/WindowsにDuetアプリをインストール
2. iPadにDuet Displayアプリを購入・インストール
3. USBケーブルで接続(またはWi-Fi)
4. 自動でサブディスプレイとして認識
※古いiPadでも動作可能。縦置き表示もOK
画像生成やUX検証に便利な理由
・画像生成のプレビュー:iPadで生成画像を表示しながら、Macでプロンプト調整
・縦長レイアウトの検証:Duetなら縦置き表示が可能。スマホUIの確認にも最適
・マルチタスク強化:資料表示・コード編集・ブラウザ確認を同時にこなせる
特にDuet Displayは縦置き表示が可能なので、Webデザインやブログレイアウトの検証にも重宝します。
古い端末の再活用としても優秀
「もう使ってないけど捨てるのはもったいない」
そんなiPadが、サブディスプレイとして第二の人生を歩むことができます。
・iPad mini → 縦長表示でSNSやチャット確認用に
・iPad Air → 画像生成のプレビューや資料表示に
・iPad(第5世代以前) → Duet Displayで十分活用可能
まとめ
古い iPad をサブディスプレイ化することで、作業領域が広がり、UX検証やクリエイティブ作業が快適になります。
Sidecarが使えない場合でも、Duet Displayなら柔軟に対応可能。
「使わないiPadを、使える画面に」
そんな再活用のアイデア、ぜひ試してみてください。
阿久梨絵でした!